パレスチナ・ガザ地区緊急支援募金ご協力のお願い
(8/13続報)
イスラエルのパレスチナ・ガザ地区への攻撃が開始されて3週間以上が経ちました。
パレスチナ側の死者は1,400人を越え、市民の命を繋ぎとめるあらゆる手段が断たれようとしています。この悲惨な状況下にあるガザ地区の人びとを支援するために、日本のYMCAは、世界のYMCAと共に、ガザ地区にあるガザYMCAが中心となって行う緊急支援活動を支えるための緊急募金の呼びかけを行っています。
皆さまのあたたかいご支援・ご協力を、心よりお願いいたします。
ガザのYMCAに集う青年からのメッセージ(抜粋)
ここ数日「起きる/目が覚める」というものがありません。爆撃音と銃声が毎晩鳴り止まない中で、恐怖と不安で精神的に休まることがなく、45分くらい眠れれば良い方という日々を過ごしています。それに加えて、毎日20時間の停電があります。昨晩、ガザ地域で電気を供給していた唯一の発電所も破壊されました。さらに水不足も深刻です。空爆と銃撃が絶えない中、飲み水を確保するために水を買いに行くことを強いられています。私の家でも、食料が底をついてきました。今日いつものように、地域の人達をサポートするために教会に行きました。教会には1,200人もの人たちが押し寄せています。みんな家を壊され、行き場がありません。少しでも避難してきている人達のニーズに応えることができるように、飲み水や食べ物を配布したり、時には一緒に遊んで少しでも精神的にリラックスしてもらえたらと思っています。けれど、攻撃が激しい時には危険だし、何より死にたくないので私自身も外には出られません。
※他にも、ガザYMCAを通して現地の悲惨な状況を知らせるメッセージが届いております。抑圧と暴力に常に晒されている彼らの悲痛な叫びに、ぜひ耳を傾けてください。
◆7/22 ガザからのメッセージNo.2
◆7/26 ガザからのメッセージNo.3
◆7/26 ガザからのメッセージNo.4
◆7/30 ガザからのメッセージNo.5
◆8/01 ガザからのメッセージNo.6
◆8/13 ガザからのメッセージNo.7
募金期間:
2014年7月18日(金)~8月31日(日)
皆様から寄せられた募金は、公益財団法人日本YMCA同盟を通して世界YMCA同盟に送金され、世界中から寄せられる募金とともにガザYMCAによる緊急支援活動に用いられます。
支援内容:
・今すぐに行う支援
ガザ地区住民への食糧、生活必需品の供給
食糧、衛生用品、粉ミルク、衣服、マットレス、その他必需品
・停戦後に行う支援
心理カウンセリングプログラムの実施
子どもや青年、高齢者を含むYMCAメンバー900名のトラウマに対処するための心理カウンセリング
※ガザYMCAでは、まずは攻撃下にあるガザ市民への直接的な支援を行うことを最優先します。停戦後は、ガザ市民の心理的な回復を中心に、復興に向けた取り組みを支援します。YMCAは特に青少年の支援に力を注ぎ、青少年団体として地域での役割を果たしていきます。
募金はお近くのYMCAにお届けいただくか、または次の振込み先をご利用ください。
郵便局・ゆうちょ銀行 00190-6-464236 日本YMCA同盟地域国際募金口(ガザYMCA支援と明記ください)
お問い合わせ先 | |
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名称 | 公益財団法人 日本YMCA同盟 |
担当 | 山根・市来・桑原 |
電話番号 | 03-5367-6640 |
FAX番号 | 03-5367-6641 |
メール | info@japanymca.org |