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 《水辺の安全教育》 

ウォーターセーフティーキャンペーン

  

自分のいのちを守り、みんなのいのちを大切に


YMCAの水上安全教育とは

 水の事故から子どもたちを守るためにYMCAは、1981年から45年余、毎年6月~9月に「ウォーターセーフティーキャンペーン」を開催。着衣泳の指導をしたり、ハンドブックを配布するなどし、広く地域に水辺の安全知識を普及するよう努めています。

 日本における水難事故は、50年前に比べて4分の1ほどに減ったものの、2024年度は約800人が水遊びや釣り、水泳中の事故などで亡くなっています。世界では年に30万人以上が犠牲となっていることから、WHO(世界保健機関)もこれを重く受け止め、毎年7月25日を「世界溺水予防デー」として、予防可能な事故を防ごうと呼びかけています。

<動画で見る>
YMCAのウォーターセーフティーキャンペーン

2025年度は、全国約120の小学校等でおよそ2万人が着衣泳等を体験したほか、指導者養成・救助法の講習には1万人が参加。ハンドブックも10万部配布しました。

YouTube 約3分⇒
(2020年 横浜YMCA制作、2026年更新)

キャンペーンでは

着衣泳体験/救助体験
   

いざという時、慌てないために

誤って水に落ちると、普段は泳げる人でもパニックになって溺れてしまうことが少なくありません。YMCAの着衣泳体験会では、衣服の重さなどを体験するとともに、浮いて待つポーズや救助法を覚えることで、いざという時の動揺を軽減することを目指しています。
▼体験会の詳細はこちら



 

安全知識を学び、事故を防ぐ

どこが危ないか、自分で考える力を

危険な場所はどこ? おぼれている人がいたらどうする?――水辺の安全知識を子どもにも分かりやすくまとめたハンドブックや動画を作成。専門家による監修で、大人にも役立つ内容です。各地の教育委員会から後援をいただき、毎年約10万部を無料で配布しています。
▼ハンドブックのダウンロードはこちらから



出前授業/教職員向け安全講習

小学校等への指導者派遣、教職員向け講習も実施

地域のこども園や小学校などに指導者を派遣し、着衣泳体験会の出前授業を行っています。また教職員向けに、AEDを用いたBLS(一次救命措置)講習なども行っています。お気軽にご相談ください。



「みんなおよげる25m運動」

身を守るための泳力を習得

25m泳げると、水に落ちた際の対応力が高まることから「みんなおよげる25m運動 ~25mチャレンジ」を推進しています。日ごろの水泳クラスでもYMCAは、速く泳ぐ技術だけでなく「顔をあげたまま泳ぐ」など安全スキルとしての泳力向上にも取り組んでいます。
▼YMCAの水泳クラス一覧はこちら⇒



水泳教育のパイオニアとして

YMCAは1917年(大正6年)、日本で初めて、室内温水プール付き総合体育館を建設。それまでの古式泳法に代わって、クロールなどの近代泳法を紹介し、日本の水泳界の国際化に貢献しました。当時は温水プールが珍しく、オリンピックの選手たちもYMCAのプールで練習しました。

1960年代からは、他に先駆けて子どもの水泳・体育教室を開始。そのための指導者も養成しました。1980年には日本で最初の全日制体育系専門学校として「東京YMCA社会体育専門学校」を開校。民間のスポーツクラブにも多数の指導者を送り出すとともに、翌1981年から広く地域で水上安全講習会を実施。以後毎年6月~9月に、「ウォーターセーフティーキャンペーン」として継続しています。

海外のYMCAとも連携して

 YMCAは120の国と地域で活動しており、アメリカやオーストラリア、台湾、韓国など、海外のYMCAもまた水上安全教育に力を入れています。

 特に東南アジアにおける水難事故件数は非常に多いことから、大阪YMCAは2019年から、ビクトリア(オーストラリア)やソウルYMCAなどによる「アジア太平洋都市YMCAネットワーク(YAPUN)」の中に専門のタスクチームを設置。ノウハウの共有や講習会実施のほか、「世界溺水防止会議」にも参加し、グローバルな取り組みを展開しています。