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機関誌THE YMCA

THE YMCAは日本YMCA同盟が発行している機関誌です

最新号のオピニオン

日本YMCA同盟からの提言

コンセントの向こうの発電所に、想いを巡らせたことはありますか?
ソーシャル・エネルギー・カンパニー みんな電力株式会社
事業本部 マネージャー 間内 賢

深刻になる自然災害。個人にも法人にも、気候変動に対するアクションが求められる時代へと変わってきています。気候変動を引き起こす地球温暖化の主要な原因は、化石燃料などを燃焼して発生するCO2だと言われています。この課題解決の鍵となる再生可能エネルギーの推進に、みんな電力は取り組んでいます。
みんな電力は日本で唯一、「顔の見える電力™」というサービスを手掛けています。日本全国、北は青森から南は鹿児島まで、現在は150くらいの発電所と契約をしています。ウィンドファームと言われる大規模な風車が20基以上あるような風力発電所から、農家が個人あるいは何人かで出資して設置し非営利で運営している 市民型の太陽光発電など、すべて再生可能エネルギーの発電所です。そのような電気を調達して、お客様に販売しています。
電気というのは、すごく大きなポテンシャルがあります。電力市場は18兆円と言われていて、その18兆円のお金がどこに流れるかはとても大事です。例えば、石炭・石油火力の電気を買えば、必ずそれは国外に逃げてしまうし、原子力でもウラン燃料を海外から買っています。でも、再生可能エネルギーとは基本的にすべて国 産のエネルギーですから、皆さんが再エネの電気を選ぶことで、18兆円のお金が国内で還流するわけです。しかも再生可能エネルギーの発電所はもともと地方に多いので、そのお金が地方に流れることによって、日本が抱える過疎や地方の活性化といった課題解決にもつながるのです。
例えば、農家さんが発電事業をやっているところだと、太陽光発電の下で作物を育てる、エネルギーと農産物の二毛作をしています。それによって、日本のもう一つの課題である食料自給率を上げることにもつながります。(写真はYMCAユースと視察した小田原市のソーラーシェアリング)
つまり、お金がどこに流れるかがすごく大事で、普段皆さんが払う電気代の5千円あるいは1万円をどこに払うか、何を選ぶかがとてもインパクトのあることなのです。ご家庭でのCO2排出量の半分が電気由来ですから、再生可能エネルギー電気を選ぶという、本当に簡単なことによって、実は気候変動という大きな問題に自分も寄与できるということに気づいていただきたいのです。電気を切り替えること、電気を選ぶことって、簡単にできることだと思いませんか。どれだけ大きな社会の問題であっても、自分のちょっとした行動がつながっていくことを見せることが、やはりとても大事ではないでしょうか。



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