専門学校
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YMCA専門学校の3つのポリシー
アドミッション・ポリシー(入学者受け入れの方針)
人はみな、生活習慣、伝統、宗教などの異なる背景を持っています。また、それぞれの能力、個性、生き方には違いがあります。そのような一人ひとりの存在に敬意をはらい、それらの違いに気づき、学ぶことの必要性を感じる人とともに学んでいきたいと思います。私たちYMCA専門学校は、学校内外で出会う一人ひとりの違いを受け容れ、長所をみつける場所でありたいと思います。こうした考え方を十分に理解し、地球社会の一員として成長しようとする意欲のある学生を受け入れます。
・社会で起こっているさまざまな事柄に対して興味・関心をもち、主体的に行動できるようになること
・異なる価値観や文化、性別などに偏見をもたず、様々な人々と良好な関係を築き、協働することができるようになること
・他者の考えや主張に耳を傾け、自分の意見を表現できるようになること
・教職員もまたさまざまな人と共に、自らの課題に向き合い、学びあう場を提供できるようになること
これらのことを、学生生活での学習や体験から学び合いたいと思います。
カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)
一人ひとりのいのち・存在を大切にするという原点に立ち、多様な側面から人間を理解し、受け入れていくことを学ぶ学校でありたいと私たちは考えています。
私たちの持つ教育課程(YMCAで共に生きていくこと、生活すること)の中から、専門職に求められる姿勢が「みつかり」、他者とともに喜びや悲しみを分かち合う経験を重ねて「つながる」ことの大切さを理解して欲しいと思います。カリキュラムには学生がさまざまな問題に気づき、自ら問いかけ、解決していくことができるような機会を提供するため、グループワークの手法を用いた演習授業を多く設定します。また、学生が体験から学ぶことを重視し、職業現場と連携をした実習を行います。さらに広い視野と豊かな感性を身につけることができるように、専門分野の枠を超えて、さまざまなYMCA活動やボランティア活動から学ぶことのできる機会を、もう一つのカリキュラムとして提供します。これらの教育活動を支えられるよう、教職員は自己研鑽に励み、学生一人一人の課題と向き合い、ともに学びあう姿勢と風土を育みます。
ディプロマ・ポリシー(卒業単位認定・称号授与の方針)
学生生活を通して、YMCAにある様々なネットワークを活用し、学内外で多くのボランティア活動に参加し、地域や社会にある課題を自分ごととして捉える素養を身につけて欲しいと願っています。さまざまな人とのかかわりから、喜びや悲しみを分かち合うことは豊かな人間関係を育みます。豊かな人間関係は、いつも他者に対して感謝する気持ちを育てます。人や社会とかかわることによって、共に生きる福祉社会を作り出す担い手になると信じています。教職員は卒業生と同じ専門職として対等な立場で、ともに地域の課題を解決するためのネットワーク作りを推進します。多くの人との出会いや、ともに分かち合う体験から、専門職に必要な姿勢と素養が「みつかる」学校であり、人や社会と「つながる」場所であることが私たちYMCA専門学校の役割です。つながりは変わりゆく社会において、一人ひとりにとって大切な価値へと変化していきます。
学生一人ひとりがYMCA専門学校での学習期間で得る、資格取得に必要な知識や技術と、専門職に必要な姿勢と素養、そしてYMCA活動やボランティア活動から人との協働する経験を自身の糧として、人と分かち合うこと、「つながる」ことを実践の場で活用できる力を身につけます。
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