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「私のYMCAに連なる魅力的な人」を紹介します

機関誌THE YMCA2017年12月号より

日本YMCA同盟が発行している機関誌THE YMCA2017年12月号では、全国のYMCAスタッフが「私のYMCAに連なる魅力的な人」4人を紹介しています。

YMCAは、同じ想いを共有し行動するための指標として「ブランドコンセプト」を定めています。それは、YMCAに関わる方々との約束でもあります。

コンセプトのひとつに「Personality」として“心をひらき、わかち合う。前向きで、まわりを惹きつける魅力を持つ。”という言葉があります。 「魅力を持つ」とはどんな人でしょう。
多種多様な個を受け止める寛容な人。
オープンマインドを持っている人。
誰にとっても開かれた存在である人。
お互いの喜びや痛みはもちろん、未来への前向きな意思や挑戦を分かちあうことができる人。

以下、各地のYMCAのスタッフが思いを巡らせてみて、ふと頭に浮かんだ人を紹介しています。

YMCAの活動を支えるスタッフ、それを支えるユースリーダーを始めとするボランティア、そして参加するメンバーやその保護者の皆さん。一人ひとりがYMCAで生き生きと活動しています。
活動の中で輝く「魅力的な人」は、前向きで、まわりにいる人たちを惹きつけ、どんどんその輪を広げています。
そしてもっと違った魅力を持った人が、その先に繋がっています。

人生を良くする場をつくる

大越 創さん
北海道YMCAスタッフ

紹介者 北海道YMCA 北川 佳治さん

大越創さんは、北海道YMCAの札幌ブランチに完成した「クライミングウォール」新設の立役者です。大学在学中にクライミングの醍醐味に触れ、その大いなる可能性を見出したそうです。クライミングを、「ただ山に登る」というスポーツにとどめず、障がいなどさまざまな困難をかかえる人たちが希望を見出す場となったり、人びとや地域のつながりを拡大する架け橋として、関わるすべての人の人生を良くする場となるようなプログラムにしたいと考えています。
現在、教育的クライミングプログラムを企画していますが、大越さんの熱意は、地域の学校を動かし、さらには北海道内にこだわらず、他団体の協力を得るまでの規模になっています。このエネルギーが今後、ポジティブネット実現の推進力になると感じています。大越さんのパワーを筆頭に最北の地から日本のYMCAを元気づけていきます。

ポジティブ思考と朗らかさを備えた人

高村 亜也子さん
YMCAせとうちユースリーダー

紹介者 YMCAせとうち 白鳥 雅人さん

まるまるリーダーこと高村亜也子さん。大学に入学し、たまたま渡されたリーダー募集のチラシを見て、それまでまったく知らなかったというYMCAにやってきました。今では持ち前のポジティブ思考と朗らかな性格でまわりを惹きつけ、YMCAせとうちのリーダー会を中心から担う一人になりました。
今年9月、インドネシアのジョグジャカルタで行われたピースキャンプに参加しました。最初は「英語が苦手なんです」と話していましたが、言葉を超えたコミュニケーションで次々に友達を増やしていきました。現地のユースやホストファミリーからは親しみを込めて「maru(まる)!」と呼ばれ、近隣の人びとからも、会えない日は寂しがられるほどの人気者に。帰国後、YMCAのことがますます好きになったと話していました。

YMCAを力強く、笑顔で支える

小原 武夫さん
東京YMCA評議員・東京世田谷ワイズメンズクラブ

紹介者 東京YMCA 星野 太郎さん

いつも笑顔を絶やさず、そしてとてもアクティブ。小原武夫さんは東京YMCA南コミュニティーセンターを中心にさまざまな活動の大切な担い手として活躍されています。バザー、チャリティーラン、地域の方々との歌の会、ユースとの交わり、キャンプ場でのワーク……関わる活動の幅広さもさることながら、どれも心から楽しそうに、そしてうれしそうに奉仕してくださいます。一緒に活動する私たちも自然と心豊かにされる、そんなパーソナリティーをお持ちの方です。
会うと必ず声を掛けてくださること、時に鋭い貴重なアドバイスをくださること、いつもYMCAやスタッフ、リーダーに「関心」を寄せ「一緒に」活動してくださること、どれも心地よい大きな力になっています。

小さくされている人の痛みを分かち合いたい

栗原 梨紗さん
立教大学YMCA

紹介者 日本YMCA同盟 伊藤 剛士さん

大学2年生の栗原梨紗さん。立教大学YMCAでは地域の子どもたちの学習支援ボランティア活動を行っています。学習支援には、家庭的・経済的理由や障がいなどの困難をかかえる子どもや、海外にルーツを持つ子どももやってきますが、栗原さんは「らんらん」と呼ばれ、周りにはいつも笑顔があふれています。
一番大切にしているのは一人ひとりの子どもたちにちゃんと「向き合う」こと。多様な個性とその背景にあるものを、まずは自分がしっかりと受け止めて、その子の居場所になれるような関わりを心掛けているそうです。
この夏は、全国学生YMCA夏期ゼミナールの運営委員長を務め「今の社会、私たちには自分と思想や背景が異なる他者を無視したり排除してしまう動きがある。だからこそ私は、小さくされている人の視点に立って、痛みを分かちあうことができるようになりたい。そんな仲間が増えれば、それは平和な世界につながると思う」と全国の大学生に話してくれました。



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