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<動画でみる> ウクライナ避難者の現状と課題

公的支援終了に伴い、困難に直面する人たち

■中学生以下の子どもを持つ母親は

本国の夫と離れ、異国の地で一人で子育てをする母親たちは、多くのストレスを抱えています。子どもの日本語が上達していく一方、自身の日本語習得は後回しになってしまう。大半の子どもたちがオンラインでウクライナの教育も受け続けていますから、そのフォローもしなければなりません。子どもの進学にかかる費用、戦争によるPTSD、学校でのいじめなど、不安は尽きません。
YMCAでは、日本語教育機関へのつなぎ、子育てと両立可能な就労やキャリア形成の相談対応、子どもの就学・進学の細やかなサポート、時に三者面談への列席なども行なっています。

<動画> 2024年8月 インタビュー(@日本YMCA同盟)
2人の子どもと共に日本に避難してきたMさん。自分の時間のほとんどを子どものためにつかうので、自身が日本語を覚え、仕事を探すことが困難だと語っています。
YouTube 2分11秒

■中高年~高齢者は

避難生活の長期化に伴い、持病の悪化など、健康状態への不安が増しています。本国の年金を受け取れていない避難者も多く、日本での就労もままならない中、生活費支援の終了に伴い経済的な困窮に直面。家に引きこもり出費を押さえ、抑うつ状態にある避難者が増加しています。
YMCAでは、病院同行や、定期健診や介護予防へのつなぎ、多少なりとも収入や生きがいにつながる趣味づくり、居場所づくりなどに努めています。

<動画> 2025年2月特別フォーラムでのメッセージ
YMCAが開催したフォーラム「ウクライナ避難者が自ら語る「いま」「これから」」で、元教師の60代の避難者が登壇。
「日本語がなかなか覚えられず、買い物も通院も難しい。孤独と不安を感じている」と心境を打ち明けるとともに、手芸などを通じて前向きに暮らす様子も語られました。
YouTube 4分28秒

■単身で来日している若者たちは

ここ1~2年、単身で来日避難する10代~20代が増えています。日本文化への憧れをもつ若者たちは、日本語能力の向上も目覚ましく、「日本に定住したい」と言います。しかし、社会経験、ロールモデル、相談相手が不足し、偏った情報での自己判断になりがちで、また一人暮らしのため孤立感を強め、メンタル面でのサポートを必要とする人も多いのが現状です。
YMCAでは、経済的な自立に向けて将来設計が立案できるよう、就学や就労支援に関する相談窓口につなぐこと、スポーツや体を動かす機会、日本人の友人作りの機会などを提供しています。

<動画> 2025年6月 日本YMCA同盟協議会でのスピーチ
17歳のとき、周囲に非難されながらも、戦争を逃れて単身で日本へ避難した青年。かねてから憧れていた日本文化とはいえ、家族と離れ、言葉の壁に苦労しながら、将来を模索しています。
YouTube 2分40秒