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パラリンピック競泳の富田宇宙選手
東京YMCAチャリティーランに参加

 今年から「YMCAインターナショナル・チャリティーラン全国大会委員長」に就任されたパリ2024パラリンピック競泳メダリストの富田宇宙(とみた・うちゅう)選手が9月28日、東京YMCAのチャリティーランに参加。園児や学生、企業の社員や障がいのある方々と共に走りました。

 開会式で富田選手は「僕自身、スポーツを通して元気になることができた。選手としてメダルを目指すだけでなく、スポーツを通じてさまざまな人が健康で、元気で、より良い人生を送ることが大切だと思っています。今日は皆さんと一緒に楽しく走り、お互いに喜びを分かち合えるような一日にしたい」とあいさつ。ランの前後にはパラリンピックで受賞された2つの銅メダルを展示して参加者と交流するなど、活躍されました。

「こどもラン」に参加の富田選手

優勝チーム「東京YMCA国際ホテル専門学校」の学生たちと富田選手

 ラン後のインタビューでは、「水泳は、どんなに多くの観客がいても水中では声援は聞こえないので、大勢の応援の中で駆け抜けるという体験は新鮮でした。みんなで声をかけあって走る楽しさを実感しました」とコメント。富田選手はすでに次の大会に向けて練習を始めつつありますが、「楽しく走ることが障がいのある子どもたちの笑顔につながる。このすばらしい循環をぜひ大会委員長として盛り上げていきたい」と、今後も横浜、大阪、神戸、熊本で予定されているチャリティーランに参加の予定です。

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