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【能登半島地震】被災地の小中学生がリフレッシュキャンプ

被災地の子どもたちのリフレッシュを目的に8月、YMCAは輪島市の小中学生を招き、「国立立山青少年自然の家(富山県)」を会場に2期にわたってキャンプを行いました。8月9日〜12日は小学3~中学生、8月18〜20日は小学1~4年生を対象に実施したところ、総勢26人が参加。中には震災後に転校した子どもたちもおり、再会を喜び合う姿も見られました。

8月9日〜12日「キズナキャンプ」小学3~6年生 

8月18〜20日「フレンドシップキャンプ」小学1~4年生

 運営にあたったのは、滋賀・富山・盛岡・茨城・横浜など全国から集まったボランティアリーダーたち。事前にオンライン研修や打ち合わせを重ね、「子どもたちが、被災したことを忘れ、自然の素晴らしさに出逢い、新しい仲間との出逢いを通して、明るい未来を想像できる豊かな期間」をつくりたいと、力を合わせて実施しました。

  

  

 ■担当ディレクター報告: 滋賀YMCA 谷村隼斗■
 私が引率した8月18〜20日の「フレンドシップキャンプ」では、森探検やクラフトなどを楽しんだほか、リーダーたちが今回のテーマソングとして選んだキャンプソング『キャンプで会いましょう』をみんなで覚えて何度も歌いました。2日目の夜のキャンドルファイヤーでは、一人一言ずつ発表。キャンプでの発見や将来の夢などが語られた中、「私は自分の家が好きだった」と、倒壊した家について話した子がいました。小さな肩に背負った大きな悲しみの一端をみんなで共有したひとときでした。帰りには、お互いにサインし合ったクラフトの焼き板をお土産に、「また会おうね」と約束してバスを見送りました。

板に好きな絵を描き、お互いにサインし合ってカラフルな焼き板を作りました

「また会おうね」「元気でね」。ハイタッチで解散しました

このキャンプは、皆さまからいただきました募金によって開催いたしました。多くの方のご支援ご協力に心より感謝申し上げます。YMCAはこれからも、被災した子どもたちが夢をもって前向きに生きられるよう、その傷跡に寄り添う取り組みをしてまいります。

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