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【能登半島地震】支援活動の近況(2024年6月)
避難所から仮設住宅へ

輪島市の要請を受けてYMCAは1月より町野町の避難所運営をサポートしてきましたが、仮設住宅の建設も進んでいることから6月末日をもって常駐スタッフの派遣を終了しました。今後は仮設住宅を中心にしたコミュニティープログラム等を行なってまいります。

YMCAが避難所にスタッフを派遣した期間は1月24日から計160日間。派遣スタッフは延べ90人。日々2~3人が24時間体制で滞在し、受付事務から清掃、物資の仕分けなどあらゆる作業を担いました。一時は約500人が滞在されていた避難所ですが、隣地に約80戸、近隣に約270戸の仮設住宅が建設され、仮設への移転が進んでいます。

避難所となった東陽中学校。一時は隣の小学校と合わせて500人余りが避難していましたが、今は約15人となり、8月末には閉所の予定です

中学校から約3kmの場所に完成した仮設住宅。約270世帯が入居可能

町野地域の倒壊家屋は手つかずの状態。7月中旬から公費解体工事が開始の見込み

YMCAの会員や学生ボランティアなど、延べ90人が避難所の運営にあたりました。  

住民のみなさんは自宅の整理、公費解体に向けた作業で忙しく、また仮設住宅に入居後は孤独感や将来への不安、新たなコミュニティー作りといった課題も予測されます。引き続きYMCAは皆さまに笑顔を届けられるよう、コミュニティープログラムや子どもたちのリフレッシュプログラムを提供するなど、地域の声を聴きながら支援活動を行ってまいります。


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