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パレスチナ緊急支援募金受付中

 2023年10月7日以降、イスラエルとパレスチナではすでに何千人もの罪のない市民の命が奪われています。

 イスラエルとパレスチナには3つのYMCAがあり、以前から紛争下にあるこの地域の平和を願い活動をしてきましたが、今回の軍事衝突でYMCAの関係者にも犠牲が出ています。
 世界YMCAの呼びかけで10月19日に緊急オンラインミーティングが行われ、ガザYMCA、東エルサレムYMCA、エルサレム・インターナショナルYMCAの3YMCAより現地状況の報告と、東エルサレムYMCAからは緊急支援の呼びかけがあり、そして10月24日には世界YMCA総主事カルロス・サンヴィー氏より緊急支援アピールが発信されました。

➡世界YMCAのサイトはこちら
➡世界YMCAカルロス総主事メッセージ(日英PDF)  

日本のYMCAではこれらの呼びかけに対し、パレスチナ自治区内で行われているYMCA活動のため緊急支援募金を行います。

現地YMCAの代表者は「私たちには戦争を止める力はない。しかし平和を祈ることはできる。私たちのために、そしてすべての国のために祈ってください。暴力では何も解決せず、むしろエスカレートさせるばかりで、和解を困難にしていく。交渉のステージに戻ることが唯一の解決策です。」と語っています。パレスチナの地に1日も早い平和が訪れること、多くの人びとのいのちが守られることを祈り、みなさまのご協力をお願い申し上げます。

◆イスラエルとパレスチナにある3つのYMCAについて

1.ガザYMCA  2007年から封鎖が続き「天井のない監獄」と言われてきたガザでYMCAは、常に命の危機に脅かされ、移動の自由が全く与えられていないガザの子どもや若者たちに、グループカウンセリングや絵画、演劇、読み聞かせ、音楽やスポーツを通じたレクリエーション活動を提供しています。

2.東エルサレムYMCA  エルサレム内のパレスチナ自治区域にあるYMCAです。紛争や不当な逮捕などによって心身に傷を負った青年たちに、カウンセリングやリハビリテーションプログラムを提供しています。職業訓練学校の運営、女性のための収入向上プログラム、エルサレムとヨルダン川西岸の子どもたちの交流プログラム、紛争で失われたオリーブ畑の植樹プログラムに取り組んでいます。
オリーブ植樹プログラムには、武力によらない平和への取り組みとして日本のYMCAでは「オリーブの木キャンペーン」を展開、これまでに1,000本を超えるオリーブの苗木を送っています。

3.エルサレム・インターナショナルYMCA  エルサレムの中のイスラエル側にあるYMCAとしてイスラエル人とパレスチナ人の対話の場を設け、双方の憎しみの連鎖を断ち切ろうと活動しています。2014年夏には、エルサレムに住むイスラエル人とパレスチナ人の高校生たちによるYMCA・エルサレム・ユース・コーラスが、日本の音楽関係者の招待により、東京と京都でコンサートを行いました。

◆募金の方法

第1期募金は、2023年11月末日までとします。
*12月以降も、現地状況が改善するまで募金活動を続けます。ご協力をお願いします

下記ボタンよりクレジットカード払い、銀行振込、郵便振替のいずれかで送金をお願いします。
*銀行振込・郵便振替の口座番号は、募金使途確認などのため、一度メールを送信いただいた上でお知らせする方法をとらせていただいております。ご不明な点などございましたら、遠慮なくお問い合わせください。

現地の様子は、随時こちらのページ⇒でお知らせしてまいります。皆さまのご支援ご協力をお願いします。



お問い合わせ先
名称 公益財団法人 日本YMCA同盟
所在地 〒160-0003 東京都新宿区四谷本塩町2番11号[地図]
電話番号 03-5367-6640(代表)
FAX番号 03-5367-6641
メール お問い合わせフォームをご利用ください。