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ウクライナ避難者へ「母の日」イベント
“Ukraine Café HIMAWARI”

日本に避難してきたウクライナ人の交流・学びの場として5月にオープンした“Ukraine Café HIMAWARI” (詳細はこちら⇒)では5月8日、「母の日」のイベントとして親子の工作ワークショップと交流会を行いました。

このイベントは、ウクライナから来日後、子育てをしながら各種の手続きなどに奔走している母親たちやそのご家族に「少しでもリラックスできる時間を過ごしてほしい」と、多くのボランティアの協力で開催されたもので、避難中の方24人のほか、在日ウクライナ人、ボランティア、関係者など計60人が参加。工作ワークショップではカラフルな画用紙を切って花束を制作し、和やかな時を楽しみました。その後はスナックを囲みながら交流。希望者には生活相談も行いました。

参加した避難者は「今日は皆さんと家族のように接することができて嬉しかった。これまで孤独だと思うこともあったけれど、日本でのつながりができて少し安心した」等と話していました。生活相談には、「長靴など生活用品が足りない」「子どもが学校になじめるか心配」といった声が寄せられました。

工作をする親子。久しぶりのウクライナ語での会話も楽しみながら制作しました

工作ワークショップの指導をした一般社団法人ジャパン・ウクライナパートナーズの末導ホルツ欧里香さん

翻訳機「ポケトーク」を使っての相談。自宅付近が爆撃された話、今後の教育・生活への不安など、率直な声をうかがいました。

母たちの尽きない会話。4月に来日したマリアさん(写真中央)は、自分も役に立ちたいとボランティアで準備作業もしました

スナックの用意をするボランティア。ひまわりの旗をたてたフルーツは、子どもたちにも好評でした

第二部の交流会の様子

開催にあたり、サンフロンティア株式会社社員はじめ在日ウクライナ人やその友人、避難者自身など、さまざまな方がボランティアとしてご協力くださいました。日本では珍しい黒パンやウクライナ地方のお菓子を差し入れてくださった方、道案内や会場設営を担ってくださった方、皆さまの温かな心で無事にイベントが開催されましたこと、心より感謝申しあげます。

当カフェでは今後、避難者への多言語での生活相談を中心に、子どもの教育や就労の相談、各種手続きの支援などを行います。また日曜日には、一般社団法人ジャパン・ウクライナパートナーズの協力を得て日曜学校やアート教室、YMCAによる生活日本語レッスン(オンライン併用し全国展開)などを運営していきます。
引き続き、ご理解とご協力をお願いいたします。



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