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スリランカYMCAからメッセージが届きました

4月21日に、スリランカで爆破テロ事件が起きました。
イースターを祈りのなかで過ごしていた、たくさんの罪のない人たちの命が奪われました。
今もなお悲しみの中にいるスリランカYMCAからメッセージが届いています。



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メッセージに感謝します。
スリランカでの残虐なテロリストの攻撃により、200人を超える罪のないクリスチャンが殺害されたこと、そして500人を超える方が負傷していることは、悲しみに耐えません。
(非常事態宣言が布かれていることで)状況は政府による適正な管理下にあり、落ち着いています。
私たちのコミュニテイは、国の平和と調和を維持する責任を全うしています。
安全を守ることができず、尊い命が奪われたことは、非常に残念であり無念です。
自分たちの過激な思想を達成するために人々を標的にするような非人道的なテロリストに対して、私たち国民はこれからどのように対応すべきかを考えなくてはなりません。
尊い命が安らかに眠ることをお祈りします。
平和のために、共にお祈りください。
心配してくれて本当にありがとう。
神と共に

スリランカYMCA同盟
会長 ニルマル・フォセンカ
(2019/4/22)


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昨日の自爆テロによる犠牲者に対する日本YMCAの皆さんのお祈りに感謝申し上げます。
イースターの喜びにある中で、こんなに多くの命が奪われてしまったことは大きな悲しみであり、全てのスリランカ人もショックを受けています。
犠牲者の数は290人にまでのぼりました。この数はまだ増えていくことでしょう。
犠牲となった方、怪我を負われた方、そしてそのご家族のためにお祈りください。そして神が彼・彼女らすべてを癒し、クリスチャンとして彼・彼女らが元の暮らしを取り戻すことを見守りましょう。

神様の祝福がありますように

アジア・太平洋YMCA同盟
副会長 キシャン・グナワルディン
(2019/4/22)


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私はこのメールをとても心苦しく、涙しながら書いています。
ご心配や祈り、そして私たちと連携してくださった皆様、ありがとうございます。

昨日の朝、私はオフィスとシャングリラホテルの近くにあるアパートで、二度爆発音を聞きました。その時は、この音の正体が爆弾であるとは思いもしませんでした。
数分後、先ほどの爆発がYMCA同盟オフィスから4km離れたセント・アントニー教会で起こったとニュースで知りました。
その後、テレビでは、ネゴンボにあるセント・セバスチャン教会(ネゴンボYMCAから3km)、バッティカロアにあるシモン教会(バッティカロアYMCAから1km)、シャングリラ・キングスベイ・シナモングランドホテル(NCY近郊)で被害があったという数々の悲しいニュースが放送されました。
コロンボ総合病院には多くの爆撃の犠牲者が殺到し、あふれてしまった患者は別の病院に搬送されました。それと同時に、輸血のための血液が足りないので、献血してくれる人が必要であると募りました。

私と会長であるNirmal De Fonsekaは、献血するために病院に行きましたが、病院がとても混み合っていたことに加えて、相次いで爆撃が報道された故に夜間外出禁止令が出されていたので、提供することができませんでした。
政府は昨日の夕方から現在に至るまで、すべてのソーシャルメディアを閉鎖しています。

会計士であるMr.Nilushanは、爆撃があったネゴンボ教会のすぐそばに住んでいましたが、幸運にも彼は夜中の集会に出席していて、彼の家族も無事でした。
最新情報によると、8か所で起こった11の爆撃により300人の人々が死亡し(そのほとんどが子供であった)、500人が病院で治療を受けているそうです。
今朝、警察は外出禁止令を解除しましたが、まだコロンボが通常に戻ったというわけではありません。YMCA同盟オフィスは今日も閉鎖しています。

昨日、バッティカロアのYMCAスタッフとボランティアは、事件が起きた場所で犠牲者を助けたり、病院で献血したり、その他さまざまな支援活動を行いました。
本日、スリランカの宗教間の調和を図るために、バッティカロアYMCAでYMCA異宗教間会議が行われます。
メールを通して私たちを心配してくださったり、祈ってくださったり、私たちと連携してくださった皆様に心より感謝を申し上げます。

世界平和のために一緒に祈りましょう。

スリランカYMCA同盟
総主事 セオニク・ブラウンソン
(2019/4/23)



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