【報告】アフガニスタン難民の
子ども向けアニメの制作を支援
-米国「My Hero 国際映画祭」で1位を獲得-
NPO法人「ANT-Hiroshima(広島県)」がパキスタンの画家ファウジア・ミナラさんと制作したアニメーション『Amai & Sadako’s Prayer』が、米国の映画祭「My Hero 国際映画祭」で1位を獲得しました。製作のためにYMCA国際協力募金から資金協力をしています。
ストーリーは、Amaiという鳥が子ども達を乗せて世界を旅するもので、広島での被爆後に鶴を折り続けて白血病で亡くなった禎子さんや、広島の復興について取り上げられ、アフガニスタン難民の少女も登場します。「勇気とは闘うことではなく平和な未来のために働くこと」をメッセージとしています。
アニメーションはアフガニスタンの言語や日本語版の製作も進められています。
YMCA国際協力募金では2018年4月までパキスタン・ラホールYMCAによるアフガニスタン難民の子ども達のための小学校を支援していました。難民帰還政策によって閉鎖を余儀なくされましたが、募金の一部を他団体に寄附することを通して支援が現地の子ども達に届くことを願いました。その団体の1つがこのNPO法人「ANT-Hiroshima」でした。
このような協働を通じて「ポジティブネット」が広がっています。
動画はコチラ
http://www.hiroshimapeacemedia.jp/?post_type=peacemovies&lang=ja
My Hero国際映画祭
https://myhero.com/films/Winners2018