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【報告】第20回日本YMCA大会を開催いたしました

11月23日~25日、YMCA東山荘にて第20回日本YMCA大会を開催いたしました。日本YMCA大会は2年に1度、YMCAに関わるすべての人を対象に実施しています。今回は、全国34のYMCAより249人が集まり、「つどえ東山荘に!~すべての“Y”がつながる日~」をテーマに3日間を共に過ごしました。

さまざまな分野で活躍するユース世代の実行委員が、シニアによる大会運営委員会のサポートを受けながら、企画・運営を担いました。大会テーマである「つながる」を大切にし、参加者の世代や地域、活動する分野、YMCA歴を越えて、想いや考えを共有したり、新たな考えを得たりする時間を持ちました。
さまざまな「つながり」を体感した経験を参加者が持ち帰り、それぞれのYMCAで活かされ、社会でのYMCAの働きが、より一層強められ活発になることを期待しています。

メインセッションとして、「グループの時間」と「ワールドカフェ」を実施しました。「グループの時間」では、世代も活躍する分野もさまざまな人で構成された仲間と共にクイズ大会を楽しんだり、それぞれの想いや考えを語り合う時間を過ごしたりして、交流を深めました。

             

世代や活動の分野などが違うさまざまな人で構成されたグループ

「ワールドカフェ」では、実行委員が現代社会の課題と感じること等を出し合って「子ども」、「暮らし」、「ユース」、「社会貢献」をキーワードに、31個のテーマを設けました。参加者はそれぞれ興味を持っていたり、今まで関心を持っていなかったテーマを選び、集まったメンバーで語り合いの時間を持ちました。模造紙に書きこみをしながら、想いや考え、悩み等を共有したり、新しい視点からの考えに耳を傾けたりしました。書き込みがされた模造紙は各会場を回り、前のグループで書き込まれたものに次のグループが上書きをしました。このことによって、目の前にいるグループ以外の人からのアイデアや意見を知ることができました。話をしながら、前に書かれたものを見つけて「これ!これ!」と指す姿や、「これは何だろう?」と話す姿が印象的でした。参加者からは「次にいかせるヒントを得たように感じる」、「意見交換ができた」、「楽しかった」という感想をいただきました。

テーマの中から選んだ場所に参加したワールドカフェ

多くの書き込みがされたテーマごとの模造紙

その他、大会を通して礼拝を担当してくださった村瀬義史牧師のメッセージからは、参加者がYMCAのキリスト教的ミッションについて確認することができました。そして、礼拝のコーラスグループにはたくさんの方が参加し、礼拝を盛り上げました。2日目の夜には200人以上が囲む圧巻のキャンプファイヤー、朝から盛り上がった鬼ごっこ、静かな祈りの時間となったテゼ共同体の祈り、参加者に人気投票をしてもらったキャンプソング、持参いただいた各YMCAの紹介など、参加者のみなさんと共に大会を作り上げました。

寒さが吹き飛ぶほど盛り上がったキャンプファイヤー

第20回日本YMCA大会
日程:2018年11月23日(金・休)~25日(日)
会場:日本YMCA同盟 国際青少年センターYMCA東山荘
対象:YMCAに関わるすべての人
参加者:249人(うちユース123人)
主催:公益財団法人 日本YMCA同盟
日本YMCA大会特設Facebookページはこちら

*ワイズメンズクラブ国際協会東・西日本区にご支援受けて実施いたしました。
*次回の日本YMCA大会は2020年秋を予定しています。