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【報告】西日本豪雨災害被災地支援活動

7月6日の記録的な豪雨を経験した岡山県、広島県、愛媛県の被災地の人びとは、避難所や自宅での長期に渡る避難生活を強いられてきました。YMCAせとうちと広島YMCAでは、全国から寄せられた募金を活用して、被災地でのワークや子ども達への支援を行っています。
募金総額20,811,763円が寄せられました。みなさまのご協力に心より感謝申し上げます。




「我慢の夏を過ごした子ども達に楽しい時間を」
YMCAせとうち・神戸YMCA 「YMCA余島リフレッシュキャンプ」(2018年9月15日~17日)

被災により遊び場を失くした子ども達は、周囲の様子を敏感に感じとり、遠慮しながら夏休みの期間を過ごしました。YMCAせとうちと広島YMCAでは、そのような子ども達をキャンプに招待をしています。

YMCAせとうち(岡山県)ではボランティアリーダーたちと共に、被災した地域の子ども達を神戸YMCA余島キャンプ(香川県小豆島)に招待して、日常から離れ、自然のなかでのびのびと過ごせる環境を提供しました。ユースリーダー達との出会いの中で得ることのできた自信や友情が、これからの子ども達を支えていくことを願っています。

参加した子どもの声
「釣りやカヤック、キャンプファイアー、全部がたのしかった!リーダーにまた会いたいです。」
「夏休みはどこにも行けなかったけど、仲の良い友達と普段は行けないところでキャンプができて良かったです。」

保護者の声
「生活環境の変化にストレスや我慢を強いられた夏だったと思います。でも、辛い事ばかりじゃない! 沢山の温かい気持ちが子ども達に伝わったキャンプでした。」

ボランティアリーダーの声
「やってみたいことや初めてのことに挑戦し、のびのびと過ごすことができた3日間でした。この1回で繋がりが途絶えるのではなく、また皆にキャンプで会いたいです。」





「人々の穏やかな日常と笑顔のために、まだまだ、やるべきことがある」
広島YMCA 豪雨災害ボランティア派遣受け入れ(2018年9月)

広島YMCAは被災後すぐに、広島YMCA訪問看護センターの看護師や保健士を災害ボランティアセンターに派遣し、広島市安芸区ボランティアセンターへも運営スタッフの派遣を行いました。そのような繋がりから、ボランティアが減りつつあった9月に、全国YMCAから45名のボランティアを受け入れ、被災地でのワークに派遣をしました。想像を絶する土砂が入り込んだままの住宅地で、土砂の除去作業などが丁寧に行われました。

参加したボランティアの声

             

小学生の時に東日本大震災が起きた。大学生になり今、私にもできることがある。
大阪YMCAユースリーダー 岡田 由季恵さん

             

早く家に帰れて、以前のように楽しい生活に戻れるようお祈りしています。
熊本YMCA日本語学院 トン ヌ イーニーさん(ベトナム)

広島で何が起きたのか、ちゃんと自分で見て、感じて、知ることができた。
東京YMCAユースリーダー 中山 美登里さん