お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

大阪YMCA
若い世代の新しい風とともに
~車椅子登山プログラム~

誰もが生きやすい、希望ある豊かな社会を創造するポジティブネット。全国のYMCAでは、さまざまな世代の方々が出会い、そして互いに支え合う社会を実現するプログラムが展開されています。
その一つとして、大阪YMCAではワイズメンズクラブと共に、外出が難しくなった高齢者の方々と共に自然を楽しむプログラムを長年実施しています。

             

総勢104人の参加「第22回らくらく車椅子登山」

■車椅子登山プログラムの始まりと現在
「第22回らくらく車椅子登山」は、4月22日快晴の空の下、総勢104人の参加者でにぎやかに開催しました。プログラムでは、主にサンホームを利用されている車椅子の方々が、府民の森中部園地の「らくらく登山道」(生駒山系)を、ボランティアと共に往復3時間ほどかけて歩きます。途中ではパークレンジャーの方々が樹木に関するクイズなどを実施し、昼食会場ではオカリナ演奏などが行われ、自然の中で楽しく豊かな時間を過ごしました。
22年前、外出が難しくなった車椅子のお一人の方のために、大阪河内ワイズメンズクラブの方々が実施したことが始まりのこのプログラムは、現在では大阪YMCA(ウエルネス事業・サンホーム)との共催となっています。

■新しい風
今年度は、新たにボランティアとして、樟蔭高等学校や大阪商業大学高等学校、帝塚山学院大学の先生と学生の参加があり、若い世代の新しい風が吹き込まれました。大阪YMCAとワイズメンズクラブ、そして多くのボランティアの方々がつながることによって、全ての参加者が、人と人のふれあいや温かさに感謝し、心から「楽しかった」と思えるプログラムとなっています。来年も4月の最終日曜日に開催予定です。これからも一人ひとりに向き合い、多世代に関わるプログラムをボランティアと共に行って参ります。

大阪YMCA 社会福祉事業部 杉村 徹

若い人とはおしゃべりも楽しそう

安全に登山を楽しみます