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YMCA地球市民育成プロジェクト2018
研修生募集のお知らせ

私たちの住む社会には様々な課題があります。環境問題、貧困、紛争、広がる格差・・・
これら国境を越えて起こる地球規模課題=Global Issuesは、一人ひとりの様々な機会、将来への希望、
時にいのちを奪っています。

その現実をどう感じますか。
そのような現実を変えたいと思ったとき、どんな一歩をふみだしますか。

「YMCA地球市民育成プロジェクト」とは、世界や地域の課題に取り組むことのできるユース(=地球市民/Global Citizen)を育てるプロジェクトです。1年間を通じたカリキュラムで、グローバル時代を生きる若者たちの分析力、対話力、行動力を引き出します。
今年度の研修生を下記の通り募集します。皆さんのご参加をお待ちしております。

○アプローチ 200を越えるYMCAの国内の拠点、世界119の国と地域に広がるYMCAのグローバルなネットワークを活用し、より良い社会を共に創る力を養います。夏には、アジア・太平洋地域の若者と共に、英語を用いての1週間宿泊型の研修を行います。「経済格差」「サスティナブル(持続可能)な社会」「平和」「多文化共生」などをテーマにしたワークショップやディスカッション、NGOや地域の取り組みを見学するフィールドワークなど、さまざまな手法で学びを深めます。

○これまでの実績 全国60の大学や専門学校から200名を超える学生、留学生らが「YMCA地球市民認証」を受けています。また、東アジア、東南アジアで活動するユース、スタッフも共に学び、対話し、生涯に渡るネットワークを築いています。

Before you apply / 募集内容 1.対象
・本プロジェクトの主旨に賛同し、地域に根ざした活動に積極的に取り組んでみたい18~30歳の方。
・YMCAで活動経験のある、またはYMCAの活動に関心のある方。
・国内で学ぶ留学生もご参加いただけます。
・所属する大学/学校の指導教員、勤務先、YMCA、いずれかの推薦が得られる方。
・英語でのコミュニケーションに積極的に取り組む方。(目安:TOEIC550点以上)

2.募集人数 30名
・提出書類に基づき、選考を行います。

3.受講費 140,000円(税込) ただし、個人負担は40,000円です。
*YMCAユースファンドより一人10万円の支援がなされます。なお、支援を希望しない場合は、お申し出ください。(また研修の途中、自己都合によりキャンセルされる場合などは支援の対象になりません。あらかじめご了承ください。)

4.大学によっては、単位として認められる場合があります。ご相談ください。
例)1コマ90分×(事前3コマ+夏期研修25コマ+事後3コマ) 時間数42時間

  

How to apply / 申込方法 1.2018年6月11日(月)必着
2.所定の申込書と推薦書を下記までお送りください(郵送、FAX、Eメールで受付けます)。
*ご提供いただいた個人情報は厳重に管理・保護いたします。プログラム資料や連絡の目的以外に利用しません。

Announcement / 決定通知(目安) 2018年6月30日(土)ごろを予定
*郵送にて参加決定通知をお送りします。

2018年度の募集要項 icon-download

申込書 icon-download

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【少人数制】夏期研修は7~8人のグループで学びを深めます

【アクションプラン】グローバルな課題に対し、足元から変化を起こすことを目指します

【国内外からの研修生】2017年度は日本、中国、韓国、台湾、香港、インドネシア、ラオスからユースが参加しました

YMCA地球市民育成プロジェクトに参加して

澁谷明佳さん
(2017年度YMCA地球市民認証生/熊本YMCA国際ユースボランティア)

私はこのプロジェクトに参加し、大切な仲間と出会い、刺激し合いながら自分自身の視野を広げ大きく成長することができました。もともと「貧困」というテーマに関心があり、貧困といえば発展途上国の抱える問題であると考え、それらの国が抱える問題ばかりに目がいっていました。しかしこのプロジェクトに参加したことで、実は日本も深刻な貧困状態に陥っていることを知り日本の子どもの貧困に焦点を当ててアクションを起こすことにしました。
夏期研修後からプロジェクトが終了した今も、熊本にある児童養護施設で活動しています。今年の3月には、児童養護施設を舞台にしたドキュメンタリー映画の上映会を開催し、目標人数を上回る57名の方に来て頂きました。
このプロジェクトを通し、たとえ世界問題という大きな問題であっても自分にできることは必ずあり行動することが大切であると学びました。夏期研修では、英語に苦戦し落ち込むこともありましたが、それ以上に同期のメンバーと自分の持っていない考え方などを共有しあいながら時には思いっきり騒ぎ笑い、時には一緒に悩んで高め合うことができ本当に参加して良かったと思います。
これからも児童養護施設での活動を続けながら、後輩たちにも日本の子どもに対する自分の思いを引き継ぎ一緒に活動してくれる仲間を増やしていきたいです。

孫宇傑さん
(東京YMCAにほんご学院卒業/2017年度YMCA地球市民認証生)

私は中国からの留学生です。異なる地域のみなさんと一緒に英語で環境・貧困・国際協力などの身近な課題に対して問題意識を持ち、その周辺の理解や学びを深めた上で、課題解決の能力を身につけられることを期待し、このプロジェクトに参加しました。私は基本的にはマイナス思考で、いつも自分にはないものばかりに目が行き、そのことを嘆いていました。しかし、このプロジェクトに参加してから、自分が持っているもの、できることに意識を切り替えられるようになり、不思議と自信が湧いてきました。見方を変えられたことが、自分の自信になりました。
このプロジェクトで学んだことの一つに、多様な背景を持つ人たちとのコミュニケーションで大切なことは「ぶつかる」ことだということがあります。ぶつかるというと、なんだか怖い気持ちがしますがそうではなくて、コミュニケーションの際に生じる「ずれ」を見出し、認め合うことが重要だということです。またリーダーシップとはリーダーだけのものではなく、一人ひとりがリーダーシップを発揮することにより、社会全体の活性化につながることも学びました。
プロジェクトを通じて様々な考え方や価値観に出会うことができました。たくさんの人とのコミュニケーションを通して、自分が物事に対する問題意識と問題解決の能力を育成することができるようになりました。これからも前向きに活動を続けていきたいと考えています。

YMCA地球市民育成プロジェクトを推薦します

中村絵乃さん
(認定NPO法人 開発教育協会/DEAR事務局長)

プロジェクトがスタートした時から、ファシリテーターとして関わっています。一週間の生活を共にする中で、目覚ましく成長する若者たちの感受性や行動力に感動させられています。
地球市民育成プロジェクトは、環境・開発・人権・平和などの地球的諸課題に対して、その背景を考え、自分の生活とのつながりに気づき、身近なことから問題解決に関わる力をつけることをねらいとしています。
プロジェクトでは、日本国内やアジアからの研修生と、課題や問題意識を共有し、ワークショップやフィールドワーク、話し合いを通して、理解を深めていきます。多様な意見を持った仲間と議論し、学んだことを分ちあうことで、新たな視点や方向性も見えてきます。アクションプランをつくり、研修後、各現場で実践をしていくことをめざします。
プロジェクトはあくまでも始まりです。これまでにもたくさんの研修生が自分にとっての「地球市民」を考え、問題解決に向けて行動を始めています。これからの社会をつくり、変えていくのは、みなさんです。一緒に考え、学び、行動しましょう!

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Contact / このプロジェクトへの参加申込&問い合わせ
名称 公益財団法人 日本YMCA同盟
担当 YMCA地球市民育成プロジェクト事務局 杉野
所在地 静岡県御殿場市東山1052 国際青少年センター東山荘
電話番号 0550-83-1133
FAX番号 0550-83-1138
メール gcp@japanymca.org