お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

フィリピン台風30号被災地支援報告

2013年11月上旬に発生した台風30号は、フィリピン各地に甚大な被害をもたらしました。

特にフィリピン中部の島々での被害が大きく、街は瓦礫の山と化し、多くの命が犠牲となりました。フィリピン政府によると、総人口の1割に当たる約967万人が被災し、その事態の深刻さがうかがえます。特に被害が大きかった地域の一つ、フィリピン中部に位置するイロイロ島では台風が過ぎ去った後、早い段階から地域の住民への支援活動が開始されていました。日本のYMCAでも、アジア・太平洋YMCA同盟との協力のもと、全国へ緊急支援募金を呼びかけました。お寄せいただきました募金は、アジア・太平洋YMCA同盟を通し、現地イロイロYMCAとの協働のもと、引き続き支援活動のために用いられます。皆様のあたたかいご支援に感謝申し上げます。
募集期間:2013年11月13日~2014年1月15日

募金総額:9,445,275円 神戸市社会福祉協議会より、被災した学校の修復の為に別途、9,389,379円の募金をお寄せいただきました

支援活動 *すでに終了したもの
・緊急支援として、水、食料、衣料品の配給
・小学校の校舎の修復及び、机と椅子の配備
・高校の図書館の修復及び、トイレ棟の建設
・湧水から小学校に水を引くためのポンプ設置
・デイケアセンターの修復
・村人151世帯の家屋再建のため、資材購入
・行商を営んでいた人たち30名を対象に、再建支援として5,000ペソ(約12,000円)を支給
・専門職(大工、調理、美容など)に就いていた村人40人を対象に、必要な仕事道具を購入するための資金を支給
・養豚に取り組む村人へ、計40頭の子豚を支給

*今後の計画
・漁業や農業を営む村人へ、必要な道具の支給や支援金の給付
・村の若者たちと日本や他のアジアの国々の若者と交流を目的とした、ワークキャンプ

現地の若者と一緒に修復作業を行いました

修復された校舎の入り口には桜の木が描かれました

修復された校舎で授業を受ける生徒たち<1>

修復された校舎で授業を受ける生徒たち<2>



お問い合わせ先
名称 公益財団法人 日本YMCA同盟
電話番号 03-5367-6640
FAX番号 03-5367-6641
メール お問い合わせフォームをご利用ください。