フィリピン台風30号被災地支援
現況報告と引き続きのお願い

YMCAでは、11月8日の台風30号の直撃を受けたフィリピンの被災地への緊急支援募金を呼びかけています。
フィリピンのYMCAから、11月末までの主な緊急支援活動の情報が届きましたので、お知らせします。

支援拠点 ＊レイテ島オルモック　セブYMCAオルモック研修センター
＊パナイ島イロイロYMCA
＊セブ島セブYMCA

緊急的に支援している内容 ・セブYMCAにて、タクロバンで被災した27人（子どもたち、乳児含む）に温かい食事を提供しました。
・セブ島バランガイ・ティナゴにて、被災者147人に食事を提供しました。147人のうち50人は、地元スポーツ施設への移送までの3日間をYMCAで過ごしました。移送に際し、荷物を入れるためのザックを提供しました。
・セブ島ダーンバンタヤンにて、コメ2kg、イワシの缶詰2缶、麺類2パックを1000人に配布しました。
・レイテ島オルモックにて、被災者のためにテントを設営し、ブルーシートを配布しました。また、支援物資を配布しました。

中長期的に行う支援 ・緊急支援を行う一方、職業支援、災害対策や防災についての調査も行っています。

フィリピンYMCA同盟Pablito Tabucol総主事よりメッセージ 皆様のあたたかいご支援に感謝申し上げます。被災当初は食料、衣類、水が不足し、多くの被災した方々が苦しい状況に置かれていました。YMCAでは、レイテ島、セブ島、パナイ島での支援を行っています。セブ島北部への移動中、支援物資を積んだ車による渋滞が起こっていた中、多くの子どもたちや高齢者のいる家族が道路沿いに並んで立ち「私たちも助けを必要としています。私たちのことも助けてください」というプラカードを持って、助けを求めている様子に心を痛めました。引き続き、皆様のあたたかいご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。

募金はお近くのYMCAにお届けいただくか、または次の振込み先をご利用ください。
郵便局・ゆうちょ銀行　 00190-6-464236
日本YMCA同盟地域国際募金口（ フィリピン支援と明記下さい）

子どもたちに温かい食事を提供（セブYMCA）

支援物資の袋詰め作業（セブYMCA）

ケガをした子どもを治療（セブYMCA）

避難所にて物資を提供（セブ島）

テントを張り、物資を提供（レイテ島）