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YMCA地球市民育成プロジェクト
夏期研修報告

「世界を読み解く力」、「多様性を重んじるリーダーシップ」、「課題解決に向けた行動力」、この3つの力を持つグローバルな若手人材育成を目的としたYMCA地球市民育成プロジェクトの夏期研修が、8月29日(木)~9月4日(水)に静岡県御殿場市のYMCA国際青少年センター東山荘で開催されました。

世界では何が起きているか?
グローバル化は私たちにどの様な影響をもたらしているのか?
より良い社会を創っていく一員として、自分にできる働きは?


「将来はグローバルに活躍できる人になりたい」「国際協力や世界の事に関心がある友人をつくりたい」「社会や世界をよりよくするために、何ができるのか考えたい」などそれぞれの期待を胸に、国内より52名(内、中国、フィリピンと台湾の留学生3名)、海外より23名(香港、韓国、台湾、インドネシア、カンボジア、東ティモール、ベトナム)、リソースパーソンを含め約90名が集まりました。自分なりの意見や考えを持てるよう、世界の人口、富の分配、識字率、産業廃棄物、メディアリテラシーなど、さまざまな仕掛けにより疑似体験しながら学び、近隣の地域にも出かけ、「歴史認識」「貧困」「差別/偏見」「環境」「YMCA」のテーマに取り組む人々から話を聞き、地域社会と地球規模課題とのつながりについて考えていきました。

また、若者から若者へ語る場も大切にし、新しく招いた4か国のメンバーから、それぞれの国が独立に至るまでの歴史的背景、自然災害の脅威、若者が抱える課題と、それら課題に対するYMCAの取り組みについて報告を聞きました。最終日には、これから一人ひとりがどの様に変わっていくか、そして、周りの人びとや地域、YMCAにどの様に働きかけていけるかをまとめ、アクションプランとして発表しました。

研修はすべて英語で進められ、得意な人、楽しむ人、苦手意識がある人、緊張している人、さまざまでしたが、サポートしあう光景が見られました。その他、これまでに認証を受けた6名が「チューター」として参加をし、国内研修生のオリエンテーションやふりかえりのセッションを担当、自らの経験をシェアしながら、良き理解者かつ伴走者としての働きがありました。来る2014年3月23日(日)には、アクションプラン報告会と認証式が行われます。




研修は「ホームグループ(少人数に分かれたグループ)」で行いました

英語での司会にも挑戦しました

YMCA地球市民育成プロジェクト夏期研修概要 <日 時>2013年8月29日(木)~9月4日(水)
<場 所>国際青少年センターYMCA東山荘
<主 催>公益財団法人日本YMCA同盟
<協 力>特定非営利活動法人 開発教育協会/DEAR
<支 援>YMCAユースファンド、ワイズメンズクラブ国際協会東西日本区
<フィールドワーク受入協力>
公益財団法人横浜YMCA、在日本韓国YMCAアジア青少年センター、神山復生記念館、特定非営利活動法人かながわ外国人すまいサポートセンター、キリスト教団神奈川教区寿地区センター、横浜AIDS市民活動センター、横浜市中区地域子育て支援拠点のんびりんこ、株式会社ヤクルト本社富士裾野工場他

今年は新たにインドネシア、カンボジア、東ティモール、ベトナムからのユースも参加しました

貧困についてのアクションプランを発表しています



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名称 公益財団法人 日本YMCA同盟
電話番号 03-5367-6640(代表)
FAX番号 03-5367-6641
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