ウクライナYMCA・世界YMCA同盟から
近況報告が発信されました

ウクライナYMCAより近況報告

　ウクライナへの軍事侵攻から１年となった2月24日、ウクライナYMCAから各国のYMCA関係者へ、オンラインによる近況報告会が行われました。
　現在ウクライナYMCAは国内20カ所で、保育や障がい者プログラムなど青少年の活動を継続しています。今のところ建物の被害はないものの、人々の心身への影響は深刻で、リフレッシュキャンプやヨガ、レクリエーションなど、ストレス対策のためのプログラムを多数開催してメンタルヘルスの維持に努めている状況とのこと。またリビウ、クレメンチェクなど５カ所のYMCAは、家屋を失った方の避難所も運営。約36000人が利用しています。家族や知人を亡くした子どもたちもいることから、今後も中長期にわたって支援が必要との報告がされました。
　ウクライナYMCA総主事は、世界中からの募金によってこの一年で約10万人に支援が提供できたと、感謝と共に報告されました。

▽ウクライナYMCAのホームページはこちら
　https://new.ymca.org.ua/

世界YMCA同盟によるレポート

　世界120の国と地域のYMCAが加盟する「世界YMCA同盟」は、侵攻1年を機に、下記のレポートを発信しました。ウクライナ国内の状況とあわせ、避難者を受け入れている周辺諸国の様子も報告されています。簡易なものではありますが和訳を付けましたのでぜひご覧ください。

▽世界YMCA同盟による報告はこちら
https://www.ymca.int/one-year-later-ymca-ukraine/

▽上記の和訳はこちらから