第8回日中韓YMCA平和フォーラム
いま 私たちが描く「平和」とは
民主主義について学び、東北アジアの平和構築のために、ユースが動きだす
第8回日中韓YMCA平和フォーラムが2020年2月21日から25日まで開催されます。今回は日本での開催です。
このフォーラムは2004年から始まり8回目を迎えます。日本、中国、韓国のYMCA間で2年ごとに開催され、「過去の歴史に思いを馳せ、東北アジアの平和構築」のために議論を重ねます。

前回(2017年・韓国)の様子。3カ国から総勢150名が集まりました。

日本・韓国・中国のユースの代表が共に平和の鐘を鳴らしました
歴史の中では、社会の中で「当たり前」が押しつけられ、数多くの人が「自分らしく」生きることのできない日々を送っていました。例えば、ハンセン病の患者の人たちは、本来ならば持つべきの人権を奪われて強制的に隔離されていました。今の時代でこそハンセン病に対する理解は広まりつつあるものの、当時の患者の人たちはその時に受けた苦痛を忘れ去ることができず、今でも国と元患者の人々の間で裁判が続いています。
それ以外にも、日本がかつて朝鮮半島から強制的に連行してきた徴用工の人たちも「自分らしく」生きることができなかった人たちです。戦争の中で、母国が侵略され、日本語を話すことを強制され、日本名を名乗らされたことで、自分たちの民族としての誇りやアイデンティティを踏みにじられました。
このような歴史を二度と繰り返さないために、「人々が互いの多様性を受け入れ、自分らしく生きることができる」ことが平和の実現のために必要です。自分たちの中にある「当たり前」の認識を他者に当然のように押し付けることは、押し付けられた人を社会の中で生きづらくさせます。特に、様々な背景を持つ人が多くいる今日の社会では、「当たり前の押し付け」は変革していかなくてはいけません。
今回の日中韓YMCA 平和フォーラムでは、「当たり前」を押し付けられ人権が侵害されることがこれから先に二度とないように、過去の歴史から学び、現代の日本、中国、韓国それぞれの社会において、私たちがどのような課題を抱えていて、それらの課題に対してYMCA としてどのように活動していくべきなのかを参加者で考えます。
受付
2020/2/21(金)16 時より受付開始
会場
東京・国立オリンピック記念青少年総合センター
参加対象
ユースボランティア、ユーススタッフ、理事・常議員、総主事・シニアスタッフ
参加定員
ユース20 名、シニア15 名
参加費
25,000 円
※宿泊費、会議室代、食費 (21日夕食~25日朝食)
※ユース(~35歳) 参加費一部補助あり
申込締切
2019/12/25(水)
事前研修
関西 日時:2020/2/2(日)13時~17時
場所:関西地区のYMCA(※確定次第ご連絡いたします)
関東 日時:2020/2/9(日)13時~17時
場所:日本YMCA同盟会議室
詳しくはPDFをご確認ください。
※2019年12月6日改訂
お問い合わせ先 | |
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