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【報告】九州北部豪雨災害支援
-YMCAの取り組みとこれから-

発生から2カ月 7月5日の九州北部豪雨から2カ月以上が経ち、メディア・マスコミに取り上げられる頻度が減ったことから、「復興」しつつあるように思われがちですが、まだまだ「復旧」の段階です。
・仮設住宅等での避難生活者 約1,200人(みなし仮設住宅含む)
・家屋全壊 288戸 半壊1,073戸 犠牲者37人
・農地や水路への土砂流入等による被害報告 1,900件以上
未だ被害調査が進んでいない地域、ケアが行き届いていない地域もあり、復興への道のりは長期化が予想されています。

YMCAがこれまで取り組んできたこと YMCAは災害直後からさまざまな支援活動に取り組みました。
■募金活動
全国各地で発生直後から会員、学生、ボランティアリーダー、ワイズ、スタッフによる街頭募金等がおこなわれ、9月13日現在、約4,000,000円が集められています。
■現地視察、支援物資搬送
西日本地区YMCAが協働で現地視察と支援物資の搬送を実施しています。
・職員の現地視察 延べ6回(福岡県朝倉市・東峰村、大分県日田市)
・支援物資搬送  高圧洗浄機20基、ウエットティッシュ、タオル、水15,000本、お茶10,000本、エナジーゼリー等(物資提供:コストコホールセールジャパン株式会社)

YMCAがこれから取り組むこと 長期的支援に向けて、西日本地区YMCAで協力して、以下のことに取り組みます。
■現地支援団体との連携と子どもたちのケア、キャンプの実施
・福岡県朝倉市や、大分県日田市の各地区で支援活動を行っている団体と連携し、被災している子どもたち、そしてその保護者との関係性を構築します。
・ユースボランティアリーダーと共に定期的にキャラバンで被災地域を回り、子どもたちとの交流を図ります。
・12~2月に1泊2日または 2泊3日で、被災地域の子どもたちを対象にトラウマケアを目的としたキャンプを実施します(会場:阿蘇YMCAキャンプ場)。西日本地区各YMCAよりリーダー・スタッフを派遣して対応します。
・以降、春キャンプ、被災から1年のキャンプ開催も検討します。

報告:福岡YMCA 奥村洋充

YMCAのユースボランティアが被災地での復旧活動に参加

全国各地のYMCAで募金活動を行いました

お問い合わせ先
名称 公益財団法人 日本YMCA同盟
所在地 〒160-0003 東京都新宿区四谷本塩町2番11号[地図]
電話番号 03-5367-6640(代表)
FAX番号 03-5367-6641
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