ユース・エンパワーメント

YMCAでは18~35歳の世代を「ユース」と呼んでおり、彼らが自らの可能性やパワーに気づき、主体的に行動していくことを「ユース・エンパワーメント」として大切にしています。
YMCAは1844年、産業革命下の荒廃したロンドンで、もっと心豊かに生きたいと願った12人の青年たちが創った団体です。この小さな一歩は多くの賛同者を得て世界に広まり、各地の青年たちを地域の“変革者”として立ち上がらせ、多種多様な活動を生み出していきました。
ユースの声を尊重し、彼らの真の成長を支え、共に地域社会の課題に取り組んでいくこと。それがYMCAの「ユース・エンパワーメント」です。今も世界のYMCAは、各種の助成や研修などを通して、未来の開拓者となるユースをエンパワーしています。
助成プログラム

各地のYMCAでは地域社会の課題に取り組むユースを、さまざまな形でサポートしています。
●2019~2021年度には「全国YMCAユースチャレンジ」を実施。YMCAに所属するユース(職員、学生、ボランティア、留学生、学生YMCAメンバーなど)から企画を募り、10万円を助成してサポートしました。 報告書はこちら
●2022年度以降はワイズメンズクラブと協働で「Y’s×SDGs Youth Action」を行ない、SDGsに示された社会課題に取り組むユースグループを20万円の助成金等によってサポートしています。
これまでの取り組みはこちら
ユース/支援者の声
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参加者の皆と人生について語り合ったことがきっかけで、自分のこれまでの生い立ちを振り返り、自分が本当にやりたいこと、やるべきことが明確になりました。このプログラムに参加して、新しく学外のNPOで活動を始めることにしました。(地球市民育成プロジェクト参加者)
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希望をもつことが難しいと言われる現代にあって、目の前の課題を自分のものとして捉え、その課題に希望をもって取り組む地球市民が成長していくことを、その希望のバトンがこれからの地球市民へと引き継がれていくことを心から願い、期待しています。(ユースファンド支援者)