YMCA、Amazonと連携してデジタル教育支援を拡大
若者のキャリア形成とシニアのリスキリングを支援する新プログラムを始動
誰もがテクノロジーで未来を切り拓く デジタルな公平性をすべての人に
Amazon公共政策部門バイスプレジデントのブライアン・ヒューズマン氏(左)
YMCA同盟代表理事の田口努氏(右)
パソコンで絵本づくりに挑戦する小学生を、YMCAの大学生メンターがサポート
公益財団法人 日本YMCA同盟(以下、YMCA)は、多様な環境に身を置く子どもたち、児童養護施設、困窮家庭やひとり親家庭、障がいのある子ども、外国ルーツの子ども、災害被災地、理系進路の選択肢の少ない女子中高生などを対象に、2019年からAmazonと連携し、全国各地で延べ10,000人にSTEM教育を届けて来ました。
YMCAは地域社会に根差し困難な状況にある人たち、特に人に寄り添う活動、Amazonはグローバルな事業展開と進化し続ける最先端のテクノロジーが強みです。それらが掛け合わさることで、これまでテクノロジーに触れる機会の少なかった子どもたちが最新のロボティクスや生成AI・ゲーム開発・動画編集・マイクロビットなどに目を輝かせ、「誰もがテクノロジーで世界を変えられる!未来を創造できる!」と実感できるようになっています。
今回、YMCAは、Amazonと連携し、IT学習機会の提供をさらにスケールアップし、若者向けの「デジタル・キャリア支援プログラム」とシニアの「デジタル・リスキリング・プログラム」を新たに開発し、スタートさせることになりました。児童養護施設や困窮家庭の子どもたちが、AIツールによる創造的な学習体験やAmazonのテクノロジーに触れる物流施設見学などを通して、より良いキャリア形成や自立ができるように目指します。さらに、シニア層がIT技術から取り残され孤立、孤独に陥らず、積極的に社会参画できるように、一人ひとりの興味関心に合わせてチャレンジしていく計画です。指導やサポートには、YMCAの大学生・高校生のメンターや、Amazonの社員ボランティアがあたります。温かな人間的な交わりは、学習者のやる気を生み、将来への希望を育みます。
2025年10月5日(日)東京・目黒のAWSスタートアップロフト東京にて、ローンチイベントを開催しました。Amazonの社員がボランティアとして参加し、「Cloud Camp for Builders!」と、YMCAによる「AIツール活用術」、2種類のワークショップを実施。世代を超えた新しいテクノロジーの学びの場として、子ども・若者・シニア層が共にデジタルスキルを習得しました。
田口 努よりコメント
公益財団法人日本YMCA同盟 代表理事
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YMCAとAmazonは、これまでも社会情勢のなかで、もっとも必要としている人たちに、最新のテクノロジーの学びを届け、同時に、YMCAの大学生・高校生メンターやAmazonの社員ボランティアと人間的な交わりを提供してきました。今後、さらにスケールアップして、子ども・若者・シニア層と世代間のかけはしを築き、誰もがテクノロジーでいろどり豊かな人生を切り拓いていけるよう、尽力してまいります。
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今日のデジタル経済において、年齢に関係なく、テクノロジースキルは成功への鍵となります。日本YMCAとの取り組みを通じて、Amazonは2つの重要な課題に取り組んでいきます。それは、高齢者のデジタルスキル向上と若者のキャリア形成支援です。これは単にテクノロジーの使い方を教えることだけではなく、日本社会の基盤を強化し、誰もがデジタル経済に参加できる機会を確保することにつながります。これは、私たちが生活し、働くコミュニティにおいてポジティブな変化を生み出すという長期的なコミットメントを示しています。
ブライアン・ヒューズマンよりコメント
Amazon公共政策部門 米国・地域貢献担当 バイスプレジデント
YMCAは、Amazonと連携してテクノロジーを通じて誰もが取り残されることのない社会の創造に取り組みます。
| お問い合わせ先 | |
|---|---|
| 名称 | 公益財団法人 日本YMCA同盟 (担当:横山) |
| 所在地 | 〒160-0003 東京都新宿区四谷本塩町2番11号[地図] |
| 電話番号 | 03-5367-6640(代表) |
| メール | info@japanymca.org |