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「デジタルとの上手なつきあい方」プロジェクト

 子どもがインターネットを利用する時間数は年々増えており、小学校高学年以上で平日1日あたり4時間57分。約5時間にのぼっています(「令和5年度 青少年のインターネット利用環境実態調査」こども家庭庁)。内訳は、趣味娯楽のための利用が約3時間、学習1時間、友人などとのコミュニケーションに1時間。一方で運動の時間は減り続けており、1週間あたり2時間以下の子どもが約半数を占めるなど、運動よりもネットを使う時間が長くなっている実態がうかがえます。ゲーム・スマホ依存症になる子どもも少なくないなど、社会問題になっています。

 デジタル化が進む社会の中で、子どもたちが心身ともに健康な生活を送るにはどうすればいいのか。横浜YMCAは2021年度から、スポーツ庁や文科省の委託を受けて『デジタルとの上手なつきあいプロジェクト』を実施。日本初のインターネット依存外来を開設した久里浜医療センターの臨床心理士・三原聡子さんをはじめ、神奈川県立保健福祉大学の作業療法士・笹田哲さん、児童精神科医の森昭憲さん等と共に、セミナーやキャンプを行っています。

 ここで得られた結果を多くの方に知ってもらいたいと、マンガ形式の報告書を作成しました。依存症を防ぎ、心身ともに健康な生活を送るためのポイントを、子ども自身も読めるように紹介しています。ぜひご活用ください。(ダウンロード無料)