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YMCA地球市民国際フォトコンテスト2013

分かち合おう!「出会い、思い、願い」YMCA地球市民国際フォトコンテスト2013審査結果

1枚の写真からひろがる

わたしたち日本のYMCAでは、災害、紛争、貧困など困難な状況の中にある人々や子どもたちに、仲間として寄り添い、ひとりひとりの「いのち」と出会い、触れ合うことを大切にしながら、国際協力・交流活動を続けてきました。これらの活動を参加者自身が撮影した写真を通してその時の思いや願いを多くの方と分かち合い、活動の輪が広がることを願ってこのコンテストを開催しています。

今回は開催10回目を機に動画部門を設け写真部門に115点、動画部門に8点が寄せられました。作品にはキャンプや被災地支援、交流等での出会いや触れ合い、人々の暮らしがそれぞれの目線でとらえられていました。また、今回は日本で撮影された作品が多く寄せられ、国内での国際活動にも目を向けるよい機会となりました。

審査の結果、動画部門では熊本YMCAの德永祥太さんの作品が、写真部門では埼玉YMCAの青柳真理子さんの作品が「YMCA賞」を受賞しました。このほか下記の作品が入賞しました。YMCAの国際協力・交流活動での一コマをぜひご覧ください。

YMCA地球市民国際フォトコンテスト2013入賞作品(動画部門)

YMCA賞

※画像をクリックすると動画が見られます。

タイトル みんなの地球、未来へ
撮影地 東ティモール(第6回YMCA東ティモールユースキャンプ)
撮影者 德永祥太(熊本YMCAスタッフ)
選評 東ティモールの歴史の紹介や地図などを用いて工夫され、現地での活動や未来への希望などがわかりやすくまとめられた、メッセージが伝わる作品です。使われている写真の質も高かいです。

金賞

※画像をクリックすると動画が見られます。

タイトル 共に生きること
撮影地 フィリピン(とちぎYMCAフィリピン・ナボタス村キャンプ)
撮影者 山川由佳(とちぎYMCAスタッフ)
選評 現地に暮らす人々や子どもたちのおかれた厳しい環境と笑顔、彼らとともに行った活動が無駄な要素を入れずシンプルにうまく描かれています。仲間としてできることはなにか?と伝えたいことが明確に伝わる作品です。

銀賞

※画像をクリックすると動画が見られます。

タイトル 心とココロの交流
撮影地 アメリカ(埼玉YMCADynamic Summer Oregon)
撮影者 太田聡(埼玉YMCAスタッフ)
選評 完成度の高い作品です。ビデオ映像と写真の組み合わせで、写真の見せ方にも随所に工夫があります。プログラムの内容や参加した子どもたちの様子がよくわかり、画面の展開のテンポもとてもいい作品です。

YMCA地球市民国際フォトコンテスト2013入賞作品(写真部門)

YMCA賞

タイトル 晴れでも雨でも一緒に遊びたいから
撮影地 フィリピン(第26回埼玉YMCAフィリピンワークキャンプ)
撮影者 青柳真理子(埼玉YMCAスタッフ)
選評 無邪気な笑い声が聞こえてくるような二人にとってかけがえのない時間を見事にとらえています。二人の笑顔と後ろの壁の色に目を奪われます。そしてなんといっても奥行きのある構図が素晴らしいです。未来への希望を感じるとても素敵な作品です。

金賞

タイトル An ordinary afternoon -いつもの午後
撮影地 東ティモール(第6回YMCA東ティモールユースキャンプ)
撮影者 菊田康史(広島YMCAスタッフ)
選評 子どもたちの自然な表情がとてもよく、遠くの方で何をやっているのか気にしながらも、ほんの少しカメラを意識しているような不思議な空気感の作品です。日常のなにげないひとこまですが、いい瞬間をとらえ、子どもたちの顔や体に落ちた木漏れ日が良い効果を与え、心が和むきもちのよい作品です。

銀賞

タイトル はじめてのぼきん
撮影地 日本・札幌(北海道YMCA幼稚舎街頭募金)
撮影者 佐藤友紀(北海道YMCAスタッフ)
選評 見事によい瞬間をとらえています。小さな子どもの登場に一瞬募金の呼びかけをやめ、見守る様子があたたかい目線でとらえられています。募金をしようとしている子、その子に優しく微笑みかけ、いとおしく目線を送っている子、それぞれの表情が見るものをとらえて離さない素晴らしい作品です。

タイトル 「にてるでしょ」
撮影地 アメリカ(埼玉YMCADynamic Summer Oregon)
撮影者 太田聡(埼玉YMCAスタッフ)
選評 大胆に人物に寄った遠近法をうまく使ったユニークでダイナミックな作品です。手前の男性の表情が印象的で奥の男の子の笑顔と対照的で面白いです。奥にオレゴンの生活感あふれる調度品が配置され作品に奥行きをあたえ、人物と背景が良いバランスで写しこまれています。

タイトル 僕たちが伝えるヒロシマ
撮影地 日本・広島県(第35回国際ユースピースセミナー)
撮影者 松原春香(広島YMCAスタッフ)
選評 真剣な表情がよくとらえられています。人物の配置もバランスよく安定した構図が写真に重みを与え、遠景の適度なボケ具合がより主題を引き立たせています。様々な要素がうまくかみあって力のある作品になっています。皆の表情が、平和な世界のために何をなすべきかを考える大切さを教えてくれているように思います。

銅賞

タイトル 牡蠣汁
撮影地 日本・宮城県(光州・横浜YMCA交流ワークキャンプ)
撮影者 薩摩藤太(横浜YMCAスタッフ)
選評 石巻の漁港で地元の方にふるまわれた牡蠣汁とそれをいただく様子を上手なアングルでとらえています。手前の器は撮影者が手に持って写しこんでいるのでしょうか?アイディアの勝利。面白い写真です。

タイトル 家族
撮影地 ミャンマー(日本YMCA同盟ミャンマースタディツアー)
撮影者 石井正(横浜YMCAスタッフ)
選評 家族のつながりを感じるほっとする暖かい写真です。おじいちゃんの表情がなんとも言えません。

タイトル 私たち尼さんの卵
撮影地 ミャンマー(大阪YMCAミャンマー・マンダレーYMCA訪問)
撮影者 奥田時夫(大阪YMCA活動推進委員)
選評 構図がよく、建物の独特な質感と抑え気味の色彩の中に子どもたちの無邪気な柔らかい笑顔が生きています。

タイトル 灯火のなかでの学び
撮影地 ミャンマー(日本YMCA同盟ミャンマースタディツアー)
撮影者 西川勝久(大阪YMCAスタッフ)
選評 貴重なひとつの光を囲んで熱心に勉強する様子がよくとらえられています。現地の様子を伝える貴重な一枚です。

タイトル かくれんぼ名人み~つけた
撮影地 東ティモール(第6回YMCA東ティモールユースキャンプ)
撮影者 江畑辰徳(福岡YMCAスタッフ) 
選評 「み~つけた」という感じがよく伝わってきます。子どもたちにとっては大きな車の下もかっこうの遊び場。いい写真です。しゃがみこんだ撮影者の低い目線がたいへんいいと思います。

タイトル みんなで忍者体験
撮影地 日本・静岡県(YMCA地球市民育成プロジェクト2013夏期研修)
撮影者 山形泉(YMCA地球民育成プロジェクト参加者)
選評 とても気持ちのいい集合写真です。自然をうまく生かしバランスよくまとめられていてたいへん綺麗な構成になっています。表情もよく理想的な集合写真だと思います。

協賛企業賞

タイトル さぁ、いくぞ!
撮影地 バングラデシュ(東京YMCA-バングラデシュYMCAパートナーシップ)
撮影者 桑原もえみ(東京YMCAスタッフ)

タイトル なに人なんて関係ない
撮影地 タイ(2013国際ボランティアinタイ)
撮影者 陶山葉子(横浜YMCAスタッフ)

タイトル みんなでジャンプ!
撮影地 カンボジア(富山YMCAベトナム・カンボジアピースキャンプ)
撮影者 岸美乃莉(富山YMCAユースリーダー)

タイトル Let's Go!!
撮影地 ミャンマー(日本YMCA同盟ミャンマースタディツアー)
撮影者 柊あずさ(京都YMCAスタッフ)

タイトル ゆたかな大地に育つこどもたちに平和と希望を
撮影地 パレスチナ(パレスチナ・オリーブ収穫プログラム)
撮影者 永井道子(神戸YMCAスタッフ)

タイトル この笑顔、いつまでも
撮影地 インドネシア(ジョグジャカルタ・ピース・キャンプ)
撮影者 白鳥雅人(YMCAせとうちスタッフ)

タイトル 寄り添う笑顔~今日はありがとう~
撮影地 日本・岩手県(宮古ボランティアワークキャンプ)
撮影者 中奥岳生(広島YMCAスタッフ)

タイトル 君に完敗
撮影地 日本・福岡県(留学生と学童保育交流会)
撮影者 竹本絵美子(北九州YMCAスタッフ)

タイトル お先に失礼
撮影地 タイ(熊本YMCA第17回タイユースキャンプ)
撮影者 辻健太郎(熊本YMCAスタッフ)

タイトル Tシャツ交換
撮影地 チェコ(YMCAヨーロッパ・フェスティバル)
撮影者 岡本政之(一橋大学YMCA)

タイトル おおきなひと
撮影地 インド(第18回学生YMCAインドスタディキャンプ)
撮影者 渡邉つぐみ(関西学院大学YMCA)

タイトル 踊るひととき
撮影地 インド(第18回学生YMCAインドスタディキャンプ)
撮影者 門間ゆきの(京都大学YMCA)

審査員特別賞

タイトル 一日の始まり
撮影地 インド(第18回学生YMCAインドスタディキャンプ)
撮影者 藤田和果奈(東北大学YMCA)
選評 まだ低い朝の光を逆光めに使い、人物をシルエット気味に表現しています。衣装に透ける光、長く引かれた影、人物の動き、すべてが大変に美しく、日常生活の一コマでありながら、とてもドラマティックな写真になっています。

審査

審査員

  • 菰渕光彦氏(元TV-CMプロデューサー/東京サンライズワイズメンズクラブ)
  • 粂川真木彦氏(写真家)
  • 高橋美香氏(写真家)
  • 協賛企業・団体他

審査はタイトル、添えられたコメントを読みながら進めました。技術にとどまらず、仲間、出会い、平和、いのち、いのりなどがとらえられ、YMCAの活動やその時の思い、感動、現地の状況、メッセージを伝える作品を大切にしました。そして、YMCAらしさを伝える作品などを撮影地、被写体などを考慮しながら幅広く選びました。

動画は初めての募集でしたが、写真を活用したスライドショーの作品が多く寄せられそれぞれの作品から伝えたいという思いが感じられました。動画は一つの作品に映像、文字、音声など様々な要素が盛り込まれ、ともすると散漫になりがちです。効果的に伝えるためにはテーマ(伝えたいこと)を絞り込み、シンプルにする工夫が必要です。今後可能性がひろがる分野だと思います。動画であることの利点を生かし、より力強い作品を次回も期待しています。
写真は年々質が高くなってきているように思います。写真を通して活動の様子がよくわかり、それぞれの思いが伝わってきました。以前までは笑顔の集合写真が多くみられましたが、さまざまな表情、その場の空気感をとらえた作品などバリエーション豊かな作品がそろいました。構図の素晴らしい作品も数多く、あと一歩で入賞しなかった作品の中にもよい作品が多くありました。何気なくシャッターを押してしまうところを一度とどまって工夫してみるとさらによいでしょう。カメラと被写体との距離やカメラの位置などほんの少し変えるだけで写真は大きく変わります。次回も楽しみにしています。

審査の様子

協賛企業・団体

  • あかつき印刷株式会社
  • アーバンツーリスト株式会社
  • 株式会社トライ
  • 社会福祉法人東京コロニー・コロニー印刷
  • ワイズメンズクラブ国際協会東西日本区