【能登半島地震】支援活動の近況（2024年4～5月）
輪島市の避難所で

震災から4カ月。YMCAは引き続き、輪島市町野町（まちのまち）指定避難所の運営支援を行っています。
現在は主に避難所の受付業務をはじめ、食事や生活物資の仕分け、清掃作業、健康プログラムなどを担っています。

現地では、長く続いた断水もおおむね復旧し、洗濯などもできるようになりました。入浴は、車で10分ほどの所にある自衛隊のお風呂を利用しています。 避難所の隣に仮設住宅の建設が進んでいるため、今後は避難所からの引越し作業や仮設住宅でのコミュニティープログラム等も必要となる見込みです。

避難所への入所者受入れ準備　　

避難者の退所作業　　

物資の仕分け作業

健康プログラム　　

　5月2日～3日には、YMCAをサポートする国際的な奉仕団体「ワイズメンズクラブ」のメンバー12人が、餅つきと「わいわいcafé」を行いました。初日は東陽中学校避難所前で、翌日は隣接する仮設住宅コミュニティ広場にて行いましたが、両日とも天候に恵まれ、約12キロ（4臼）のお餅は瞬く間になくなりました。被災者のみなさんも一緒に餅をつき、大きな掛け声とともに笑顔がみられました。

　　

　　

　東日本大震災や熊本地震でも協力をしてきた「クライマーを被災地に送る会」のメンバーも、東陽中学校の避難所を拠点としながら地域の災害ボランティア活動を開始しました。ロープワークや専用機材などクライマーならではのスキルを使い、家財の運び出しやがれきの中の物品捜索なども行っています。

　　

　　

夏には富山YMCAでリフレッシュキャンプを予定しています。
詳細決まり次第お知らせします。

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