ウクライナ避難者支援　近況
～入園・入学おめでとう～

日本で３度目の春を迎えるウクライナの避難者たち。苦節を経ながらも子どもたちは成長しています。支援活動を続けているYMCAスタッフが、それぞれの入学式に参列してきました。

アリサは4歳の時に母と来日。当初は保育園にもなじめず休みがちでしたが、先生方や地域のお母さんたちの協力もあり、立派な小学一年生になりました。母はウクライナに一時帰国、現在は後から来日した祖母と二人で暮らしています。日本語も話せるようになり、祖母の「小さな通訳」役もこなしています。ランドセルはYMCA国際協力募金から贈られ、大切にしています。

ロベルトは17歳の時に一人で来日避難。19歳になりましたが、これから日本で宇宙工学を勉強してJAXAに就職する夢を持ち、日本で高校から入り直すことを決めました。
「いまは勉強できることがうれしい。世界のこと、将来のこと。深い話ができる友だちがほしい。」と抱負を語っています。

引き続き、ご支援ご協力をお願いします。