ハイチ地震被災地から４名の中学生が来日！

10月7日、ハイチより12歳から15歳の中学生４名とハイチYMCA総主事が神戸に到着しました。ハイチ地震被災地支援に感謝を述べたいとの願いが、日本から招へいするかたちで実現しました。子どもたちのパスポート及びビザ取得は、地震による混乱、政治情勢などから困難が伴いましたが、みな揃って元気に到着することができました。

ハイチでは、1月12日発生の大地震により、死者は23万人にのぼり、約100万人が家いました。多くの人が一瞬にしていのち、生活、職業、財産を奪われました。ハイチYMCAではいち早く、地元ユースを中心とするボランティアグループを組織し、物資配給や仮設住居でのレクリエーション活動などを進めています。
日本からは、ハイチYMCAの支援活動を祈りをもって応援し、全国のYMCAから寄せられた支援募金を送金すると共に、神戸市社会福祉協議会を通して寄せられた神戸の子どもたちの絵と募金を7月に香港で行われた世界YMCA大会にて手渡しました。

今回の来日の目的とスケジュールは、次ぎの通りです。
来日の目的 ・ ハイチ地震被災地の子どもたちが、日本のYMCAとの交流、キャンプへの参加を通して震災での心の傷をいやす一助とする。また、神戸YMCAの阪神・淡路大震災とその後の働きについて体験や交わりを通して学ぶ。
・ ハイチ地震被災地支援に募金と絵を寄せてくださった神戸市社会福祉協議会及び神戸市立中央小学校を訪問し、感謝の報告をすると共に、交わりのときを持つ。神戸市長とも面談する。
・ ハイチ地震被災地支援募金に協力するYMCAを訪問し、報告と交流のときを持つ。

日本でのスケジュール 10月7日　到着・神戸市長面会・神戸市社会福祉協議会訪問
10月8日　神戸YMCA訪問・歓迎夕食会
10月9日-11日　神戸YMCA余島キャンプ参加
10月12日　神戸市中央小学校訪問（児童との交流）・京都移動
10月13日　京都YMCA訪問・報告会実施・観光
10月14日　出発（スケジュールは変更の可能性があります）
受け入れ：日本YMCA同盟

協力：神戸YMCA・京都YMCA・神戸市社会福祉協議会

子どもたちにとってかけがいのない日本滞在となることを願います。