ネパールYMCAの支援活動
ネパール地震緊急支援募金 No.4

世界YMCA同盟の協力のもと震災支援プロジェクト決定 第3報でもお知らせしましたネパールYMCAの今後の取り組みついてですが、世界YMCA同盟の協力のもと以下の5項目が決定されました。ネパールYMCAはカトマンズ近郊でチャイルドケアセンターを運営しています。このセンターの耐震性を高め、地域の子どもたちにより安全な環境を提供します。また、ラリスパールとシンドゥパルチョウクの二つの地区で子どもたちの教育の機会の確保と地域コミュニティ再建のための働きをしています。

震災支援プロジェクトについて 1．支援期間：2015年7～12月

2．支援実施地区
1）カトマンズ地域
2）クマルタル（ネパールYMCAチャイルドケアセンター
3）ラリスパール地区クルサニバリ村　（国立ブッダ小学校）
4）シンドゥパルチョウク地区リングタ村

3．支援プロジェクト
1）ネパールYMCAのチャイルドケアセンターの施設を改善する。
2）地元と地区の教育委員会との協働でクルサニバリにある国立ブッダ小学校の再建をする。
3）クルサニバリ村のコミュニティや学童のためにトイレ施設の設置
4）カトマンズ、クルサニマリバリ、シンドゥパルチョウク在住の小学生200人に奨学金を提供する。
5）2016年～2018年にかけて持続可能な戦略計画のもと、支援の主体となるネパールYMCAの運動を強化する。

5つのプロジェクトを運営実施するうえで、まずは第1期として45,000ドルの予算が策定されています。皆様からお預かりした募金も世界YMCA同盟と調整の上、順次拠出いたします。

震災支援プロジェクト実施地図

クルサニバリ村で倒壊した建物

被災したブッダ小学校（左がネパールYMCA総主事のムクティ氏）