今年もぐんま大会は、YMCAのボランティアリーダーOBOGが実行委員となって開催されました。29歳の実行委員長をはじめ大半が20代の社会人で、準備から当日の運営まで全面的に担当。当日は現役の学生リーダーも加わり、日ごろの経験を活かして子どもたちをサポートするなどし、楽しい大会となりました。 走り終わった後には、会場管理人さんのご配慮で綱引きの綱をかしていただき、参加者全員で綱引き大会も実施。想定外の盛り上がりとなりました。また今年は初めて、地元のバス会社さんが協賛くださるなど、少しずつではありますが、支援の輪が広がっています。
実行委員たち
授賞式の様子
今年はグランドが芝生整備中のために使用できず、初めて屋内で開催しましたが、当日急に冷え込んだため、かえって好評でした。ランの後には、「DREAM AS ONE.賞」を受賞したチーム「ブラインドランナーズ」の皆さんのご指導で、伴走体験を実施。伴走者に必要な気配りや声のかけ方などを学びました。 ランの後には、サッカーJ3鹿児島ユナイテッドFCの指導で走らずにプレーする「ウォーキングサッカー大会」も行ったところ、子どもも大人も大はしゃぎでした。昨年ボランティアで参加した鹿児島大学の学生たちが今年も参加してくれるなど、賛同団体の輪が広がってきていることをもまた、嬉しいことでした。大会の様子は鹿児島読売テレビでも放映されました。
協賛企業・団体は50以上、ボランティア約150人と、大勢の方々が協力くださいました。 開会式で演奏した佛教大学應援團吹奏楽部のみなさん、ボランティアで施術してくれた京都府鍼灸師会のみなさん、ダンスを披露してくれた小学生たち。それぞれが主旨に賛同して大会を盛り上げてくださいました。児童養護施設の子どもたち12名もランナーとして参加。駅伝という初めての体験に最初は緊張した様子でしたが、一生懸命走り切り、満足した様子でした。
オープニングは、地域のダンスチームの演技で華やかにスタートしました。今年も学生や社会人、ご家族などが参加。49チームが各々のぺースで1周400mのコースを走りました。会場では熊本県立盲学校によるブラインドランニングや、スペシャルオリンピックスによるボッチャ体験、車いす体験などのコーナーも設置。ボランティアで参加した熊本YMCA学院の学生たちも一生懸命に会場係を務め、大いに盛り上がりました。 オープニングの後は1週間、Web開催を行いました。「オープニングランでは走れないけれども協力したい」という方などから、温かな気持ちが寄せられました。
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4年ぶりの会場開催となり、参加者もスタッフも初参加が多くなりましたが、幼児園(2歳~)や保育園の子どもたちの参加が多く、とても賑やかな、そしてアットホームな大会となりました。また、ワイズメンズクラブのシニアたちもクラブ旗を掲げて元気に走ってくださり、年齢や障がいの有無など違いを越えた交流の場としても意義ある大会でした。 「DREAM AS ONE.賞」を受賞した「ペンギンチーム」は、広島YMCAの、障がいのある子どもたちのスイミングクラスメンバーによるチームです。やや重い障がいのある子どもたちでしたが、伴走者とともに頑張りました。
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今年も多くの方々が仮装をして参加。恐竜や魔女、サンタにお姫様と、見ているだけで面白いランとなりました。閉会式にはグランドでゲーム大会も行い、会場中が一体となって楽しい一日を過ごすことができました。 今年再開した「1/100マラソン」は、フルマラソンの100分の1、つまり約421.95メートルを走るもの。会場ボランティアの方が「100人走ったらみんなでフルマラソンを走ったことになるよ!」と声をかけたところ、皆さんが次々と申込み、小さなお子さんから80代の方まで計151人が一斉にトラックを快走。”フルマラソン完走”を喜び合いました。
コロナ禍では規模を縮小し、YMCA内の施設で開催していた茨城大会ですが、今年は4年ぶりに県立洞峰公園で開催することができました。当日は気持ちのいい秋晴れで、園内には一般客も多く、応援の輪に加わってくださった方もいました。まだ参加者数はコロナ前には戻りませんが、協賛企業も増え、新しいチームも参加くださるなど、地域への広がりを実感することができました。 三菱商事「DREAM AS ONE.賞」を受賞した、養護学校卒業生による体育クラブ「障がい者自立余暇支援たんぽぽクラブ」のメンバーからは、「一般のランナーと一緒に、大勢の人に応援されながら走ることがうれしい。来年も再来年も走りたい。運営ボランティアもやりたい」と喜びの声が寄せられました。
⇒つくばのケーブルテレビACCSで放映されました
コロナ明けとなった第30回、ランナーは昨年よりも約100人増え、345人となりました。中にはコロナ禍で出場できなかった2020年度以降の新入社員48人で、8チーム参加くださった企業(藤田螺子工業株式会社様)もありました。第1回から欠かさずに参加くださった方や、子どもの頃に支援を受けたからと、支援する側として協力くださった参加者。多くの方の温かなご支援により30年間続けられたことを、あらためて実感した大会でした。 30年間の累計ランナーは1万人余、支援金は1億円超。中村隆名古屋YMCA総主事は「この大会を通して障がい児を支援すると同時に私たち自身も育てられてきた」と、これまでの感謝とともに今後の熱意を述べました。
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例年の野外ステージが使えず、広場での開催となりましたが、青空の下で伸び伸びと走ることができました。 小さなお子さんを背負って走るお父さん、落ち葉やドングリに気を取られながら走る子どもたち。今年も子どもから高齢者まで、多種多様なランナーに参加いただきました。代走として参加した学童クラブの小学生たちも、張り切って走ってくれました。走り終わったランナーには、協力団体の鍼灸師会と柔道整復師会の方々が施術体験を提供。疲れを癒してくださいました。子どもたちにはモルック体験もあり、楽しいひと時となりました。多くの方のご協力で無事に開催できました。
今年も駅伝大会や個人ランなど4種目の競技のほか、昨年好評だった保育士による子どもブースを実施。『うちわづくり』『サーキット』『みんなでおどろうハロウィンダンス』を行ったところ、YMCAの子どもたちだけでなく、休日の平城宮跡を訪れた多くの家族連れにも楽しんでいただくことができました。 大会参加者も少しずつ増えており、今年の協賛企業・団体は100を越えました。昨年参加されたトヨタユナイテッド奈良株式会社はランナーを6人に増やし、のぼり旗も用意して出場。「地域を盛り上げる活動にはどんどん協力したい」とコメントくださいました。地域に支援の輪が広がっています。
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今年は5年ぶりに、よさこいグループ「勢や」によるパフォーマンスで威勢よく開会。またサイクルロードレースの「宇都宮ブリッツェン」宇賀神選手が、ランナーの先導役として参加くださいました。「たすきリレー」には26チーム130人、「ファミリーラン」には67人、「スタンプラリー」には53人と、昨年よりも多くの方が出場くださったほか、販売ブースでは、キッチンカーでのチョコバナナやかき氷、パン販売、アクセサリー販売など7ブースの出店があり、ランナーも来場者にも楽しい大会となりました。
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コロナを経て2回目の開催となり、リピーターも応援者も増え、にぎやかな大会になりました。 「DREAM AS ONE.賞」を受賞したNPO法人「地域生活支援事業所みんなのいえチャオ」さんは、6人のランナーと施設の方や保護者など約30人で来場。手作りの神輿をタスキのごとくつないで「わっしょい、わっしょい」の掛け声とともにゴールするなど、各チームともそれぞれにランを楽しみました。(写真) 大会後、障がいのある方のチームから「障がい者はどうしても、学校、働く場、生活の場も健常の方とは分けられることが多いのですが、この大会ではみんなで一緒に走り、遠慮することもなく楽しい一日を過ごせたこと、心から嬉しく思います」とのメッセージをいただきました。多くの方のご支援ご協力によって、今年もたくさんの良き思い出を作ることができました。
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今年はパラスポーツ選手(車いすラグビー、アンプティサッカー、デフ自転車)が参加し、ほかの参加者たちにとっても貴重なふれあいの機会となりました。デフリンピック自転車競技日本代表の早瀨憲太郎さん・久美さんご夫妻は一般コース(800m×5人)に参加され、音ではないスタートの合図を工夫するなど、事務局もまた学びの多い大会となりました。 大会実行委員長は「同じ仲間として走り、笑いあった。こういう体験を通じてインクルーシブな社会を作りたい」と語っています。
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心配された雨も降らず、ランには最適な涼しい天候の中で開催できました。 4年ぶりに復活した「たすきリレー」は、コスチュームを楽しむランナーも多く、会場は終始笑い声に包まれました。ボランティアの軽快な司会もあり、コロナ前の一体感が感じられる大会となりました。 今大会には、「視覚障害者就労相談人材バンク」「NPO法人 ハイキングクラブかざぐるま~視覚障害者とともに野山を楽しむ会」の2チームが新規で参加。新たなつながりを生み出すことができました。会場では各国の留学生たちがボランティアとして活躍。インターナショナル・チャリティーランの主旨に沿った大会となりました。
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新型コロナ以来3年間Webで開催してきましたが、今年はコロナの5類移行により会場でも開催しました。4年ぶりの駅伝大会だったため、皆さんが参加くださるか不安もありましたが、復活を待ち望んでいたチームや、新しく参加くださった企業など、ランナー228人、ボランティアや応援者含め1500人が来場。小雨が降る中ではありましたが、障がいの有無や年齢・国籍の違いを越えて大勢の方々が集い、にぎやかな声援をあびながら競い合う楽しさを、改めて感じた一日となりました。 一方、3年続けたWeb開催もすっかり定着し、「遠隔地からも参加できる」「シニアも参加しやすい」と人気があるため、継続して実施。個人参加とチーム参加合わせて約670人が参加くださいました。
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久しぶりの駅伝大会に、選手も応援者も大盛り上がり
小雨の中でも元気いっぱい!「子どもラン」に300人参加
仙台YMCAではコロナ以来4年ぶりの開催となりました。会場も新しくなり、またスタッフ・参加者の8割以上が初めてのチャリティーラン参加でしたが、発想も新たにみんなで創意工夫し、「こんなコース設定にしてみたらどうかな」「子どもたち向けに、キッズコーナーを設けよう!」「ハンディキャップ体験のブースもあると学びが深まりますね。」などなど、活発な意見を交わしながら準備を進めました。 当日は天気にも恵まれ、ランナー300人、ボランティア・スタッフ300人、ほか来場者含め約700人が集合。企業からもたくさんの支援・賞・バルーンなどをいただき、温かな大会となりました。次回は30回目を迎えます。また来年もよろしくお願いいたします。
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盛岡でのたすきリレーは実に5年ぶりの開催でしたが、天気にも恵まれて、ランナー・ボランティアなど約400人が元気いっぱいに参加しました。YMCAの放課後児童クラブの子どもたち、ワイズメンズクラブ、学生ボランティアリーダーOBなど、YMCAに関わってきたメンバーの他にも、地域の障がい者支援施設や、不登校・ひきこもりの子を持つ親たちが運営する居場所からも多数参加があり、インターナショナル・チャリティーランとしての趣旨に沿った大会となりました。飲食ブースでも、障がい者支援施設が運営するお店が出店され、賑やかに行われました。今後はさらに盛岡市広域に広めていきたいと考えています。
昨年度は中止となりましたが、今年はオンラインで再開しました。志賀高原のスキー場を40km走ったユース。地元の観光名所を仲間と歩いたシニアたち。それぞれに楽しみ方を工夫して参加くださいました。 子どもたちの「運動クラス」では、「みんなで走れることに感謝して、39(サンキュー)周を走る」ことを目標に体育館内を走りました。走り方は十人十色でしたが、中には”自分と勝負”しながら1人で39周以上走った子どももいました。 参加者は34人と多くありませんでしたが、障がいのある方もない方も、また子どもから年配の方まで、幅広い参加者層となりました。場所は違っても、一つの目標に向かって自分なりに工夫しながら走ることができ、みんなで楽しむことができました。
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志賀高原スキー場を40Km完走!
体育館を39(サンキュー)周 走りました
今年もweb開催となりましたが、観光名所である中島公園を走った札幌YMCA英語・コミュニケーション専門学校の学生チームや、明野ケ丘公園を訪れた個人会員など、それぞれに北海道の大自然を満喫しながらランを楽しみました。 中にはYMCA幼保園の卒園児ファミリーが集まり「ラン&ファミリーデイキャンプ」と題してランとバーベキューを両方行うなど、同窓会イベントを企画したチームも。参加者41人と少ないながらも、初夏の北海道の清々しい写真が多数寄せられました。
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前日までの雨も上がり、青空の下で開催できました。新型コロナが5類に移行した影響もあって、協賛チームは昨年よりも20チーム増えて57チーム! 新規で協賛くださった企業も10数社ありました。山梨県、甲府市、山梨の企業、大学、高等学校などの参加もあったほか、ボランティアも増え、来場者数は合計で約400人。コロナ前に近い賑わいとなりました。 一方、コロナ期間中に親子レースの代替として行った幼児の「宝拾いレース」は好評のため、継続して実施するなど、コロナ中の工夫を活かした取り組みもありました。地域共生を目指す山梨YMCAとしてはさまざまな面で嬉しい大会となりました。
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あいにくの雨でグランドが使えなくなり、急きょコースを変更しての開催となりました。会場の設営にあたっていたボランティア・スタッフは大慌てで、ドロドロになりながら会場移動する事態となりましたが、スペシャルオリンピックス(知的障がいのある方のスポーツ組織)の子どもたちを含む58人のランナーは笑顔で完走。「楽しかった」「また来年も」とうれしい声が寄せられました。
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