熊本大学YMCA花陵会
寮舎再建募金ページ

熊本大学YMCA花陵会とは、日本のキリスト教(プロテスタント)の 3 大発祥地の一つ、熊本バンドの流れを汲む100 年の歴史を持った学生寮です。
学生たちが生活する寮舎もこれまで補修を重ねながら建設当時の姿を守ってきましたが、この度、寮舎再建を進めることとなりました。
つきましては学生YMCAに連なる皆様からのご寄附を是非ともお願いいたします。

熊本大学YMCA花陵会の寮舎再建募金のお願い
(2023年12月​)

皆様へ 

今の社会はVUCA(Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性))時代とも言われ、日本の若者たちを取り巻く環境もこれまでにも増して厳しくなり、希望や夢を見出せないまま社会へと送り出される若者も少なくありません。そして、「過去の若者」としてのそれぞれの時間を過ごしてきた私たちにとって、「今の若者」のおかれている状況を感じ取ることも難しいのです。

旧制第五高等学校の7名のクリスチャン学生によって1896年に創設された「花陵会」は、その翌年から若者たちが聖書に学びつつ共同生活を行い、それぞれの社会の担い手としての若者を120年以上に渡って輩出してきました。直近のコロナ禍の3年は、花陵会の学生たちも多くの苦しみや喪失を経験しましたが、2023年度に入り、通常の授業や研究を再開して、寮舎での毎朝の礼拝や週1回の聖書研究会も継続しています。教会礼拝にも足を運び、日本基督教団熊本草葉町教会森嶋 道牧師の導きを得ながら、青年たち自身がいかに生きていくかを自治寮生活を通して学んでいます。 

このようにして学生たちが暮らす現在の花陵会の建物(ホール棟と寮舎)は北米のYMCA、国内や地元で活躍する卒業生や有志らの寄付によって1931年に建てられました、すでに築後90年以上が経っています。これまでに多くの災害も乗り越え、2016年4月の二度の大地震(熊本地震)でもほとんど被害のなかった建物ですが、今後の安全性が担保された訳ではなく、熊本地震と同等の地震が起きた場合、学生に被害が及ぶことも考えられます。 

そのことを念頭に、熊本地震以降、花陵会は寮舎の再建について検討を続け、新寮舎の建築とそれに伴う旧寮舎の取り壊しを計画しました。一方、その計画の実現のためには1億円程度の資金が必要となり、今回、募金のお願いをしたためる次第です。 

学生たちの自治寮である花陵会にとって、寮舎再建という実に大きな取り組みです。しかし、日本におけるプロテスタントの源流を受け継ぐ花陵会を、「未来の若者」が希望を見出す場として存続うさせたいと願っています。この小さな祈りが皆様に届くことを願ってやみません。寮舎再建に向けての募金を、是非お願いします。募金は日本YMCA同盟に振り込んでいただけると寄附金控除の対象となります。 

花陵会 寮舎再建実行委員会ならびに募金発起人・賛同人一同

現役​​寮長からのメッセージ

クレジットカードで 今回だけ寄附する
¥1,000~¥500,000から金額を選択し
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※「今回のみ寄附」の領収書は、
      翌月​発行しております。

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郵便口座 :00140 − 0 − 20196
口座名義 :日本 YMCA 同盟
*通信欄に「花陵会再建募金」とご記載ください