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YMCA地球市民育成プロジェクト Q&A

YMCA地球市民育成プロジェクトへのご参加をご検討中の方、参加にむけてのご準備されている方から寄せられるご質問を以下にまとめました。お申込前にご一読ください。

質問のカテゴリーは以下の4つに分かれています。
―応募までに気になること
―夏期研修について気になること
―その他(認証後の進路や成果)
―YMCAが初めての方へ

応募までに気になること
【なぜ日本のYMCAは地球市民育成に取り組んでいるのですか?】
 YMCAは世界119の国や地域で、青少年育成や国際協力を100年以上続けています。地球市民育成プロジェクトでは、世界に広がるYMCAのネットワークを活かし、環境問題、紛争、広がる格差など、今日、世界で起きているさまざまな課題への理解を深め、解決に向けて行動するユース(若者)を育てることを目的としています。
このような研修に参加するのが初めてですが、大丈夫でしょうか?
 YMCA地球市民育成プロジェクトは、事前学習、夏期研修、事後活動と順を追って体系的に学べる年間のカリキュラムに沿って進められますので、安心して参加してください。一人ひとりの興味関心を尊重し、事務局スタッフやリソースパーソンが個別にサポートします。
他の参加者はどのような人がいますか?
 2013年度(第4期)は全国から選考を通過した52名の若者が参加しています。約6割の人が大学1~2年生です。その他、留学生、専門学校、大学院生や社会人も参加しています。また、約4割の人はYMCAの活動に初めて参加する方です。YMCA活動歴だけでなく、英語力や専攻も様々です。
大学で専門的に学んでいるわけではないのですが、「国際協力」や「人道支援」などに興味があります。参加しても大丈夫でしょうか?
専門知識や大学での専攻を問わず、どなたでもご参加いただけます。一人一人の興味関心に沿って担当のリソースパーソン(大学教員、NGO職員等)が問題意識の整理や事前学習について丁寧にサポートしますので、ご安心ください。

夏期研修について気になること
宿泊施設はどのような所ですか?
 富士山のふもとにある「国際青少年センター東山荘(とうざんそう)」を会場に行われます。
夏期研修ではどんなことをするのですか?
 <特色1> 世界で起きていることを体感する「ワークショップ」
講義だけではなく、ワークショップ(=問題解決型トレーニング)を取り入れています。世界の格差がどのように広がるのか疑似体験し、「公正な経済活動」はどうしたら実現できるのか話し合っていきます。
 <特色2> 現場で学ぶ「フィールドワーク」
2013年度は、「地域社会から世界につながる課題」、「YMCAの取り組み」をテーマに、グループに分かれて靖国神社(東京)、野宿者支援(横浜・寿町)、ハンセン病療養所・復生記念館(静岡)を訪れ、市民活動家や職員からの声に耳を傾ける機会となりました(写真1、2)。
 <特色3> 行動を起こす人になる「アクションプラン」
最終日には、アクションプラン・行動宣言を発表します。自分の生活基盤である地域や 大学で何ができるか考え、伝える力を養います。これまでのアクション例は「留学生にも暮らしやすいコミュニティースペース(空間)をつくる」、「エシカル(倫理的な)トレード/フェアトレード推進企業・団体情報や商品の購買体験レポートをSNSで発信し、周りに広める」などさまざまです。
他に、どのようなのプログラムがありますか?
 ・ネイチャープログラム
豊かな自然を体験するネイチャープログラムは、沢のぼりをしたり、天然水を味わったりと、富士山の自然を知り尽くしたガイドさんの案内で行われます(写真3、4)。過去の研修生の中には、英語は少し苦手でも、思いきり体を動かしリラックスできたという人もいます。
 ・交流会
日本の研修生は浴衣や甚平を着て、茶道や空手を紹介しました。韓国の研修生は伝統的な楽器を使った演奏、台湾の研修生は大人気の日本アニメソングのお披露目を行うなど、ともに楽しい時間を過ごします。
どの程度の英語力が必要ですか?
 夏期研修は、東北アジアや東南アジアからのユース約30名も加わって行われます。そのため、基本的には英語で進められます。しかし、どの人も英語を母語にしているわけではありませんので、ゆっくり、はっきりと、間違えを恐れず挑戦してください。また、下記の感想にもあるように、「何を伝えたいか」を明確にすることが大切です。
夏期研修では、中国や台湾など同世代の東北アジアに暮らすユースとのディスカッションが印象に残りました。海外のユースはしっかりとした意見を持っていて、刺激を受けました。私も彼らのように考え、意見できるようにたくさんの引き出しを持つことが大切だと学びました。(2009年度研修生の感想)
海外の人とのコミュニケーションに不安がありますが、大丈夫でしょうか?
 夏期研修では少人数制(1グループ6~7人)を取り入れています。これを「ホームグループ」と呼んでいます。
 また、国内の参加者で理解できなかった部分を共有する時間をもっています。
 
その他(認証後の進路や成果)
研修生の進路にはどのようなものがありますか?
 これまでに国内外240人以上が参加しました。その後は民間企業、教員、NGOなどへの就職、海外留学や大学院に進学し専門性を高める等、幅広い活躍をしています。また、世界規模のYMCAのネットワークを活かし、アジア・太平洋YMCA地域でのワークキャンプや世界YMCA大会への参加など様々です。
地球市民育成プロジェクトの成果にはどのようなものがありますか?
 ひとつの成果として、「ユース宣言」が挙げられます。2011年度の地球市民育成プロジェクトは東日本大震災の発生を受け、震災について振り返る機会、そしてエネルギーについて学び、考える場としました。研修では、震災後の日本に寄せられた多くの国々からの支援、原発産業の構造から見える日雇い労働の実態、放射能による汚染について学び、私たちの生活が世界とつながっていることを強く実感しました。その経験が、今後ユースが大切にしていきたいことや、これからの生活で心がけたいことを発表する「ユース宣言」につながりました。詳しくは「ユース宣言」のページをご覧ください。

YMCAが初めての方へ
YMCAはどのような団体ですか?
 日本のYMCAではキャンプ、ボランティア活動、国際協力・交流、ウエルネス(心・知性・身体のバランスを大切にしながら行う体育活動・野外活動)、専門学校、フリースペース、チャイルドケア、平和教育、生涯学習の場など、すべての人の成長を願い、全国238か所の拠点を通して提供しています。YMCAの詳しい活動はこちらをご覧ください。

<その他ご質問・お問い合わせ先>
公益財団法人 日本YMCA同盟 全国協力 担当:佐々木・桑原
Tel:03-5367-6645 Fax:03-5357-6641 
Eメール:gcp2014@japanymca.org

写真1)横浜市中区 地域子育て支援拠点「のんびりんこ」での取り組みについて、職員の方からお話を聞く
写真2) 静岡県御殿場市 復生記念館を見学し、ハンセン病の歴史や権利を求める取り組みについて話を聞く
写真3)富士山のふもとの自然を感じる「ネイチャープログラム」
写真4)雨の場合は屋内・施設内でのリフレッシュ活動を行う